褒められると恥ずかしさはあるものの、うれしい気持ちになる人が多いでしょう。それだけで人が喜ぶのなら、どんどん褒めれば誰もが幸せになるはず。
しかしながら褒めようとすると、恥ずかしい気持ちになるのが不思議なところです。
■半数近くが褒めるのが苦手
fumumu編集部では、全国20〜60代の男女1,498名を対象に、人を褒めることについて苦手意識があるか調査を実施しました。
「人を褒めるのが苦手だ」と答えた人は、全体で42.9%と半数近く、高い割合でした。褒める人が少ないならば、褒められる機会も少ない…ちょっと寂しいですね。
■素直になれない20代女性
性別・年代別で見ると、30代以上は女性よりも男性の割合が多くなっています。
昔の父親は、そう簡単に褒めない印象があります。
「自分も親から、あまり褒めてもらえなかった気がします。悪い部分まで、受け継いでしまった感じですね。
子供ももっと褒めてあげたほうがいい部分が伸びるとはわかってはいるのに、なかなか言葉にできなくて…」(40代・男性)
一方で20代では、女性のほうが多いのが特徴です。
「なんだか褒めるのって、照れくさいんですよね。彼氏ががんばっておしゃれしてきても、『なに張り切ってんの?』とか言ってしまいます。
心の中では、ものすごく似合っていると思っているのに…」(20代・女性)
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■褒め上手の男性は少ない?
20代男性は4割を切っていますが、女性からすれば褒め上手な男性は少ないと言われます。
「女性を褒める男性は、少ない印象があります。とくに私の周りには、からかう感じで『イジる』のがおもしろいって思っている人が多くて…。
本当に美人なら褒めるのかもしれませんが、それではあたりまえな感じがします」(20代・女性)
褒めるのがうまい男性は、遊び人が多いとの意見も。
「褒めてくれる男性が少ないから、たまに登場すると騙されてしまう女性がいるんですよ。ちょっとした髪型の変化に気づくなどされて、つい落ちてしまう子もいるはず。
そんな人はやっぱり遊んでいるから、男性は不器用なくらいのほうがいいのかも」(20代・女性)
上手な褒め方を身につけるだけで、もっと世渡りもうまくなりそうなのですが…。
(文/fumumu編集部・ニャック)