最近、いつ爆笑した? 「豊かな感情表現」を取り戻す3つのヒント
喜怒哀楽の感情を忘れる前に、自分の中に眠っている気持ちを呼び起こしてみませんか?
自粛や我慢の日々の中で、自分の感情がどんどん平坦になっていくのを感じている人もいるようです。
最近大笑いしたのはいつ? と聞かれてとっさに出てこない人は、自分の感情を取り戻すアイデアを取り入れてみてもいいかもしれません。
喜怒哀楽を感じるためのヒントを、fumumu取材班が聞いてきました。
①安全地帯で…
「自分の感情をオープンにできる安全地帯を確保しておくことが大切だと思います。どこでも気持ちを素直に表現するのは、なかなか難しいですよね。
『この人なら言える』『ここでなら笑えるし泣ける』という自分の居場所がないと、感情を押し殺すことが癖になってしまうから。家庭内では言えないことが友達には言えたり、親しい人には隠したいことが初対面の人には言えたりしますからね。
実際に会わずとも、SNSでのつながりでもいいですし。人の顔色を伺わずに喜怒哀楽を出せる場所がひとつでもあると、自分の気持ちを見失わずにいられると思います」(30代・女性)
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②泣くきっかけを…
「私の場合は、なにか泣くきっかけを作ってあげると、その勢いで日頃押し殺していた感情が表にバーッと出てきます。感動系の映画を見たり、泣けると評判の小説や漫画を読んだり。
笑えないときに無理に笑おうとしても、やっぱり愛想笑いになってしまうから。笑顔を作ろうとするより、一度涙をボロボロ流して感情をオープンにすることを思い出すほうが、私はその後で素直に笑えるんです。
思い切り笑えない人は、反対に思い切り泣く時間を作ってあげるのもいいと思いますよ」(20代・女性)