「ハッキリしてよ!」 優柔不断な上司・先輩との上手な付き合い方
コロコロ変わる上司の指示に振り回されないコツを、fumumu取材班が聞いてきました。
自分の意見ばかり通すワンマン上司も大変ですが、優柔不断な頼りない上司も考えもの。フラフラ変わる指示に、「結局どうしたらいいの?」と振り回されている人もいるようです。
ハッキリしない態度の上司や先輩と上手に付き合うには、どうすればいいのでしょうか?
業務中に意識したい3つのことを、fumumu取材班が聞いてきました。
①二択を示す
「いろいろな選択肢から相手に決めてもらおうとするより、こちらから二択を示したほうがスムーズですよ。
『こういう状況なんですが、どうしたらいいでしょう?』ではなく、『こういう状況で、私はA案かB案がいいと思うんですが、どちらがいいと思いますか?』と、相手が選ぶ選択肢を狭めてあげるんです。
漠然とした問いかけだと相手がなかなか答えにくいし、迷った結果答えを保留されるとこちらも困りますからね。決定権は相手にあっても、選択肢を決めるのは自分にもできると思います」(30代・女性)
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②「私はこう思う」
「『どうしよう。どうしようかな』が口癖の上司がいて、仕事のことを相談するたびに頼りない返事が来てイライラしていたんです。
私の場合は、すべてを決めてくれる完璧な上司を求めずに、一緒に答えを探していく相手として考えたら、気持ちが楽になりましたよ。相談するときも、自分なりの考えをまとめておいて『私はこう思うんですが…』とこちらの意見も伝えます。
形のある意見がひとつあることで、相手もそれに対して自分の意見を答えればよくなるので、昔と比べるとだいぶ会話がスムーズになりました」(20代・女性)