「説明」が苦手な人へ 意見や状況を伝えるために意識したいこと
「結局なにが言いたいの?」と言われないための、上手な話し方をご紹介します。
丁寧に説明しているつもりなのに、いつも相手に「わかりにくい」と言われてしまう。そんな経験ありませんか?
どうすれば、自分の言いたいことを相手に理解してもらうことができるのでしょうか。
説明上手になるためのポイントを、fumumu取材班が聞いてきました。
①情報を絞る
「相手に伝えたい情報を絞って、簡潔に言葉にすることが大切だと思います。あれもこれも伝えたい! となるのはわかるんですけど、相手が一度に理解できる情報量には限界がありますから。
丁寧に伝えようと情報量を増やしすぎて、それで一番伝えたい部分が漏れてしまったら意味ないですよね。すべて伝える必要のある情報だったとしても、それぞれ重要性は違うと思うんです。
自分が持っている情報の中で一番重要なもの、もしくは緊急性が高いものをまず伝えることを意識すると、相手も理解しやすいんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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②結論から伝える
「自分が説明される立場なら、まずは結論から知りたいです。前フリが長いと、最終的な着地点がわからずに戸惑うんですよ。結局なにが言いたいの? とわからなくなってしまうんです。
結論から話せない人は、伝えたいことがまとまっていない状態で相手に話しかけているんじゃないでしょうか。相手に話しながら、情報を整理しているんだと思いますが…。
その方法だと、聞いている相手にとっては不要な情報も多いと思います。伝えたいことを整理してから説明を始めたほうが、相手の時間を余計に奪わずにすみますよ」(30代・女性)