「情緒不安定」と聞くとネガティブなイメージを持たれやすいですよね。自分も情緒不安定になりたくないし、できれば情緒不安定な人との交際も避けたいもの…。
では、どんな人が情緒不安定になりやすいのか? 心理学的にみて情緒不安定になりやすい人の特徴を説明します。
■完璧主義で自分の価値観が絶対
なんでも完璧! 自分基準で完璧! 自分の価値観上での完璧でないと気が済まない性格というは、いろんな物事の不完全さにイライラしやすいので、情緒も不安定になりやすいです。
きっちりした性格なのはいいのですが、人によって“完璧”が違うこともあるし、完璧を求めたらキリがないし、完璧を求めれば求めるほど自分にストレスがたまるだけ。
もちろん仕事などは適当な人よりも、完璧に仕上げてくれる人の方がありがたいですが、全てをパーフェクトにしようと思うと、それなりに心理的負担も大きくなります。
「80%で合格」など、もう少しゆるさを持った方がメンタルのため。厳しすぎる人はそのピリピリしたオーラのせいで周りから敬遠されやすいですから。
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■白黒はっきりつけたがる
なんでも白黒はっきりつけたがる人というのは、中途半端が嫌いなきっちりした人なんでしょうけど、グレーがわからない人でもあります。
こういう人は完璧主義と似ていて、未解決な物事に対しイライラしやすく、そのせいでメンタルも傾きがち。
今答えを出すべきではない時なのに、気長に様子を見ることができず、白黒はっきりすることを迫っては、損をすることも。世の中、グレーもあるということ、決断すべきタイミングがあるということを知っておいて方がいいです。