生きていくうちに、無意識に抱え込んでしまう「いらないものたち」。それは物だったり、人間関係だったり、あるいは自分の考え方だったりします。
自分に合わない考え方を捨てることができれば、ずっしりと重かった気持ちもスッと軽くなるかもしれないですよ。
「もうやめた!」で心が軽くなった体験談を、fumumu取材班が聞いてきました。
①「見返り」をやめた
「見返りを期待して、人に対して行動するのをやめました。これをしたら喜んでくれるかな、お礼を言ってくれるかなとか。ここまでやったんだから、私にもなにかしてくれるはず! とか。
相手から返ってくるであろうものを期待しても、それは自分の勝手な想像だから。期待通りに動いてくれなくてガッカリしても、相手に失礼ですよね。なにより、期待を裏切られたと感じることで、自分がすごく疲れてしまうから。
どうしてやってくれないの! とイライラするのも、キリがないじゃないですか。相手からのお返しを期待せずに、自分がやりたいか? で考えるようになってから、人間関係のストレスがグッと減りました」(20代・女性)
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②「人のため」をやめた
「世のため、人のため…と正義感を持つのはすてきなことだと思うけど、度が過ぎた正義感は、自分や周りの人を苦しめると思います。私も、自分の倫理に反することに対して、それはいけない! と敏感に反応していたんです。
軽い気持ちで浮気をする友達に、あれこれ話してなんとかやめさせようとしたり。今思うと、自分のためにも、相手のためにもならない行動だったかもしれません。相手からすれば、どうしてそんなに言われないといけないの? と思いますよね。
自分の正義感で、他人をコントロールすることはできないから。自分の意見を聞かれたら伝えて、あとはお好きにどうぞ! とどこかで割り切るようにしてから、自分自身のモヤモヤも少なくなった気がします」(20代・女性)