友人を「笑い死なせて」有罪に トンデモ事件の賠償金額とは…
友人が自分のジョークで笑い死なせてしまった男。そして家族の損害賠償請求に驚きの連発…。
何かが面白過ぎたあまり「笑い死ぬ」という感覚を持ったことのある方は多いかもしれませんが、
3年前、中国で本当に人が「笑い過ぎたあまり死亡する」という事件が勃発しました。
そして「笑い死なせた方」が罪に問われ、アジア各国で大きな話題を呼んでいます。
■笑いのツボに入る
事件が起こったのは、中国の貴州。周(稠)さんという男性が買い物に出かけた際、近所に住む苟(コウ)さんに出会ったことから始まります。仲の良い2人はそのまま路上で談笑をはじめ、冗談を言い合っていました。
話し上手な周さんの話がよほどツボに入ったのか苟さんは大爆笑。しばらく笑いが止まらなくなってしまい、ゲラゲラと楽しそうな表情をみせていたそうです。
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■突然の発作
しかし、和やかな雰囲気が流れたのもつかの間、苟さんは突然苦しそうに呼吸をはじめ、真っ青になって倒れてしまいました。
「なんだよ、大げさだなあ…もう芝居はいいって」と周さんが声をかけますが苟さんからは何の反応もありません。この信じられないような展開に周さんは驚き、恐怖のあまり家へと逃げ帰ります。
しばらくして買い物していた店の店主が苟さんに気付き、あわてて救急車を呼び家族に連絡したものの彼は既にこの世を去っていたというのです。
担当した医者曰く、心臓病の発作が起こったことが原因とのことでした。
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