上京や結婚など、自分の将来について親に話したときに、反対されることって少なくないですよね。しかし、そのいいつけを守ったばかりに、後になって後悔してしまうこともあるようです。
そこでfumumu取材班は、「親のいいつけを守った失敗談」を30代女性に聞いてみました。
■恋愛編
「親に結婚を反対されたことがきっかけで、当時付き合っていた彼氏と別れました。
しかし、この失恋がトラウマになってしまい…『また反対されたらどうしよう』と考えると不安で、恋愛ができなくなってしまいました」(30代・女性)
自分が好きになった人でも、いざ親に反対されると不安になってしまいます。心配や疑いなどが浮かび、判断を誤ってしまうこともあるようです。
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■進学編
「『危険だから』と親に反対されて、海外留学を諦めました。しかし、今はグローバル時代。英
語が堪能でバリバリ働いているキャリアウーマンを見ると、『やっぱり、反対を押し切ってでも海外に行くべきだった…』と、ずっと後悔しています」(30代・女性)
親が育ってきた時代と、今の時代背景は違います。「親のアドバイスは全て正しい」と、思わない方がいいのかもしれませんね。
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■上京編
「『できれば近くにいてほしい』と親の希望があり、上京を諦めて地元企業に就職しました。
そのまま、地元の人と職場結婚し、子どももできて幸せですが…ふとした瞬間、『あのとき東京に行っていれば、もっと違った未来だったのかな?』と、物思いにふけってしまいます」(30代・女性)
「やって後悔する」よりも「やらないで後悔する」と、後になって引きずってしまいがちなようです。
心配をかけたくない思いから、親のいいつけは守るべきだと考える人もいるでしょう。しかし、そのせいで後悔し、結局は親を恨んでしまうなど、良好な親子関係でいられなくなってしまうこともあるようです。
親に相談をしたとしても、最終的な結論は自分の納得いく形で出せることを、心がけたいものですね。
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(文/fumumu編集部・志都)