セクシャルマイノリティになりたくてなるわけではなく、たまたま同性愛者だった、性自認が一致していなかった…ということがほとんどですよね。
ゲイセクシャルも、同性愛者であるために生活する上で大変だと感じてしまうことがあるようです。fumumu取材班は詳しく話を聞いてみました。
①同性や異性との距離感
「僕は筋肉フェチなのですが、特に大胸筋が好きです。同性友達といると、ついつい見ちゃったり、『いい筋肉だね。どうやって鍛えてるの? 羨ましいな』って絡んじゃったりするんですよね。
別に性的な目で見ているつもりはなくて、他意はないんですけれど…。でも、『距離感近すぎない?』って言われちゃうことがあるんです。同性と恋愛関係になることもあるから、人に踏み込んでしまうのかなぁ。ボディタッチのハードルも低いのかもしれません。
逆に、異性と距離感が近すぎて気持ち悪がられる人もいるみたいです。恋愛対象じゃないから、特に意識せず『〇〇くんってみんな呼んでるから呼んでよ』って言っちゃったりするんですけれど、恋愛的に好かれたくて言ってると誤解されることがあるみたいなんですよね。ゲイだってわかると露骨に安心されて、あまりいい気分がしない…って相談されたことがあります」(30代・男性)
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②性欲の解消
「性欲って自分でも満たせるけれど、人肌恋しいこともあるじゃないですか。僕の場合、精神的に満たされていないと、いくら自分で慰めても、性欲が増幅されるだけで苦しんでしまうんです…。
マッチングアプリとかだと、そういう目的の人とも会えるだろうけれど、なんだか怖くて…。自然恋愛で出会いにくいのは、ちょっと難点ですね」(30代・男性)
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