新田真剣佑さんが、戦国時代にタイムスリップした高校生役を演じ、松山ケンイチさん扮する織田信長と戦う姿を描いた映画『ブレイブ ‐群青戦記-』が、2021年3月12日から公開になります。
ほかに、松平家康(後の徳川家康)役で三浦春馬さんが出演しており、新田さん演じる高校生たちを導く存在として、重要な役割を果たしています。
この奇想天外な設定の物語は、笠原真樹さんの人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』が原作。はたして高校生VS戦国武将の戦いは、どちらに軍配が上がるのか、予測してみましょう。
■笠原真樹氏の原作は滋賀県が舞台
本作の原作『群青戦記 グンジョーセンキ』は、2013年から2017年まで「週刊ヤングジャンプ」(集英社)に連載された人気コミック。最終話では「第一部完」とあったことから、ファンの間では第二部はいつ開始するのかといった期待も高まっています。
舞台となるのは、滋賀県・琵琶湖の近くにある私立星徳高校です。スポーツの強豪校として有名で、一見さわやかな学校かと思いきや、スポーツの苦手な生徒は差別を受けたり、自殺者まで出るなどの暗い部分も持ち合わせているのでした。
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■戦う高校生アスリートVS戦国武将
そんな中、弓道部に所属する西野蒼(新田さん)は、実力はありながらも本番に弱いタイプで、実質は三軍扱いされています。歴史好きでもある彼は、かつて織田信長が建てた安土城があったとされる山を見つめながら、自分が戦国時代に生きていたら、歴史に名を残すような武将になったのに、と想像する毎日を過ごしていました。
ところが、11月のある日の放課後、赤い雨が降り、蝉が大量発生するなど、怪奇現象が起こります。そしていつの間にか西野たちの通う星徳高校は、校舎ごと戦国時代にタイムスリップしていたのでした。
そこへ次々と襲ってくる足軽や農民たち。星徳高校の生徒は、それぞれの部活で鍛えたスポーツで応戦していくのです。やがて西野たちは、天下統一を目指す織田信長(松山さん)らと対峙することになり……?
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