食べ物は、自然派やオーガニックなものを好み、できるだけ安心・安全な食材を選びたいと思っている人は多いでしょう。
そんな女性の間で注目が集まっているのが、手作りのリキュールです。今が旬の梅酒は、簡単に作れるのでビギナーでも安心。完全無添加の梅酒を自宅で作ることができます。
また、梅に含まれるクエン酸は、ミネラルの吸収がされやすくなる作用があり、健康促進にもなると評判です。
■梅酒の作り方
・材料
青梅:1kg
氷砂糖:500g~1kg(量が多いほど、仕上がりの味が甘くなります)
ホワイトリカー(アルコール度数35度):1.8L
・準備するもの
保存瓶(5L):1個
竹串:1本
①保存瓶の中に熱湯を適量入れ、全体に行き渡るように回し、保存瓶の口を下に向け、風通しの良い場所で自然乾燥させます。
※熱湯消毒は火傷の危険があるので、注意が必要です。心配な場合は、市販のキッチン用アルコール除菌スプレーを代用しても大丈夫です。
②青梅に傷が付かないように、水で優しく手洗いします。
③竹串を使って、青梅のヘタを取り除きます。ヘタを綺麗に取ることで、梅酒にエグ味がなくなります。
④ ③の水気を拭き取ります。水気は梅酒を腐敗させる原因となるため、しっかりと拭き取ります。
⑤ 水気を拭き取った梅と氷砂糖をそれぞれ半分にわけ、保存瓶に梅→氷砂糖→梅→氷砂糖の順に入れていきます。
⑥ ホワイトリカーを注ぎ、蓋を閉めて冷暗所で熟成させます。
梅酒は、3ヶ月くらいで飲むことができますが、1年後くらいが飲み頃です。寝かせれば寝かせるほど旨味が増しますが、長期間保存する場合は梅酒が濁る恐れがあるため、1年漬けた梅の実は取り出してください。
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■今回は本格米焼酎で仕込んでみました
手作りだからこそ、自分好みの味にできるのも梅酒作りの醍醐味です。fumumu取材班は、本格米焼酎「武者返し」を使って仕込んでみました。
アルコール度数が35度以上あれば、ホワイトリカーの代わりに焼酎などのお酒を代用することができますよ。
「武者返し」はアルコール度数が43度あり、パンチのある梅酒に仕上がるそうです。
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■飲みすぎには気を付けて
梅に含まれているクエン酸は、ミネラルを身体に吸収しやすい形にする「キレート作用」と呼ばれる働きや、疲労の原因となる乳酸を排出する機能があります。
いくら体にいいと言っても、お酒を飲みすぎるのはよくありません。手作り梅酒は市販の梅酒に比べてアルコール度数が高めですので、飲む量には気を付けましょう。
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(文/fumumu編集部・志都 参考/国立療養所栗生楽泉園 楽食だより)