栄養豊富なジビエ肉は手軽に食べられない? 無印良品がこだわる理由に納得

無印良品がSNSで「今日の話題」を更新。ジビエ肉について投稿しました。

無印良品雑貨販売だけでなく、人々の暮らしや環境改善にそったアイデア商品を提案し続ける「無印良品」が、SNSでジビエ肉について投稿しました。



■ジビエ肉の利用を拡大

15日、無印良品はインスタグラムとツイッターで「【今日の話題】ジビエの利用を拡大しています」と投稿。

ジビエ肉とは狩猟によって捕獲された、野生鳥獣のお肉なのですが、無印良品では「農耕地の保全や里山の循環につながる、ジビエの利用を拡大する取り組みを推進していきたい」とし、「全国のCafé&Meal MUJIにて野生の猪肉を使った『ジビエカレー』を通常メニューとして販売しています」と共有しました。



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■基盤が整っていない

無印良品によると、ジビエ肉は「猪や鹿が野山を駆け回り、きのこやどんぐりなど自然にある美味しいものしか食べていないため、健康に育っている」もので、牛豚肉に比べてカロリーは低く、鉄分などが豊富に含まれ、栄養価が高いようです。

しかし、野生であるがゆえに寄生虫やウイルス保有の危険性も持ち合わせているジビエ肉。解体や加工、販売には食品衛生法に基づいた許可が必要で、さらに「捕獲から流通までの基盤が整っていない」という側面も。そのためなかなか手軽に食べられないのが現実なのだそうです。

続きを読む ■江戸時代では禁止

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