口に入れた電池が爆発 子供の誤飲事故に警鐘

男児が電池を誤飲し大事故に…。

電池を持つ男の子
(KuznetsovDmitry/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

子供の誤飲事故において口に入れられるものは様々。クレヨンやビー玉など、子供のおもちゃが両親をハラハラさせることも多いでしょう。

しかし、日用品である「電池」も大きさや形状からして侮れません。

近日中国の山東省にて、電池を口に入れた子供が大惨事に見舞われたという悲しすぎる事故が現地メディアによって報道されました。



■電池をお口の中にぽい!

この事故が発生したのは2020年の3月。山東省に住む1歳の男児が屋内にて一人遊びをしていたところ、好奇心にかられ単4サイズの電池を口に放り込んでしまったそうです。

するとその電池が口内で突然爆発。男児の口を引き裂き、おびただしい量の血が流れたことがわかっています。
通常、電池がこのように爆発することはないはずなのですが…一体何が起こったのでしょうか。



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■なぜか電池が大爆発

「ボン!」という大きな音を効いた男児の家族が駆け付けたところ、彼はすでに大怪我をしており、口から白い煙を吐き続けていたとのこと。口内を見ると黒い粉末が大量の血と混ざりあった様は後に「本当に酷い状態だった。それを見た家族全員が驚いてしまう程に」と語られました。

残された電池はマイナス側の蓋が吹っ飛んでいたことから、不良品であったことが予想されています。それが口内で爆発したのですから、男児の経験した痛みは計り知れません。



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■口内が酷く損傷したが…

救急車で運ばれた男児は、すぐさま手術台に乗せられました。爆発により喉の奥が酷く損傷していましたが、病院側の懸命な治療により現在は快方に向かっているそうです。

事故が起こるまで、電池が口内で爆発するなど両親は夢にも思っていなかったでしょう。子供はなんでも口に入れてしまうと言われていますから、今後は注意深く見守ってほしいものです。

日本の電池が爆発することは稀かと思いますが、何事も「全てが安全」とは限らないもの。小さい子からはやはり目を離さない方がよさそうですね…。

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(文/fumumu編集部・AKO

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