昨年、今年と大規模なお年玉企画を行ったファッション通販サイト「ZOZO」創業者の前澤友作さんが、10日に新たな企画を開始し、話題を呼んでいます。
■ひとり親世帯へ寄付
9日、前澤さんは「【シングルマザー&ファザーの皆さん】 この状況の中、本当に大変だと思います。 微力ではありますが、前澤、動きます」と予告。
翌10日には、20歳以下の子を持つひとり親世帯1万名に10万円の寄付を行うことを報告しました。当選者への送金の際は、ひとり親であることの証明書類を事前に確認するとのことです。
前澤さんは、「一人でも多くのひとり親の皆さまの目にこのプロジェクトが入るよう」と拡散を希望しました。
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■ひとり親世帯の状況
新型コロナウイルス渦中で、ひとり親世帯を前澤さんが選んだ理由については、「国内の母子家庭世帯数は123.2万世帯、内51%が相対的貧困層」「国内の父子家庭世帯数は18.7万世帯」と母親・父親問わず厳しい生活を送っている世帯が多いこと。
特に「母子世帯の年収は約200万円で平均年収の半分以下」であること、「ひとり親の子供たちの大学進学率は23.9%、一般家庭の平均は53.7%」と将来にも大きな影響を与えるものの、「年間離婚数は21.2万件、うち子どもがいるのは12.3万件」と身近に起こりうることを明言しました。
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■世間の反応
前澤さんは、以前からお金をしっかり入金している信頼感もあって、この企画には応募が殺到した模様。開始して間もなく、アンケートページを一時停止するほどの反響ぶりで、世間でも「殺到する程私と同じような境遇にある方がいらっしゃる、、」と、他のひとり親世帯に想いを寄せる人や、応募できずに嘆くコメントが続々と寄せられています。
前澤さんの行動力には感服します…。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)