アメリカのトランプ大統領がWHO(世界保健機関)の発言が中国寄りだとし、資金提供の停止を検討する考えを示しました。
これに対し、テドロス事務局長は「政治利用やめて」と話し、物議を醸しています。
■中国寄りの発言?
中国・武漢から発生したとされる新型コロナウイルス(COVID-19)に対し、これまでも中国に「並外れた措置取った」「抑え込みが成功している」といった賛辞を送っていたテドロス事務局長。
どこからどう見てもヤバいこのウイルスに対し「緊急事態は保留」「パンデミックとは言えない」と発言し続けたにもかかわらず、中国での収束が表面上確認されると「深刻だ」「若年層も注意を」と態度を一転させた様子に、日々あ然としてきた人も多いでしょう。
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■資金供給の停止を検討
二転三転するテドロス事務局長の態度に堪忍袋の緒が切れたのか、アメリカのトランプ大統領は7日に行われた記者会見にて「WHOへの資金拠出の停止を検討している」と発言。
アメリカが1月に中国からの入国制限措置を決めた際、苦言を呈したWHOに怒りの鉄槌を下すことも問わないという態度を見せています。
現在、同国から莫大な資金援助を受けているWHO。ここで提供をストップされると機関自体の存続にも関わるでしょう。
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