快適な空の旅を支えるパイロットやCAを困らせる人は、どの国にも存在するもの。
通常は酔っ払いや遅刻などが理由として取り上げられますが、中国の航空機内でとんでもない行為を働き、警察に逮捕された”おばちゃん”がいるとアジアで大きな話題を呼んでいます。
■「お手を触れないで」と言われるも…?
現地メディアによると、こちらの婦人は昨年の9月23日に中国の航空会社「廈門航空」に搭乗し、非常ドアに一番近い座席に座ったそう。客室乗務員が「お手を触れないでください」と事前に注意したにも関わらずその約束をすぐさま破ったといいます。
乗務員が注意を終え、後ろを振り向いた瞬間にこの夫人はなんと非常ドアをオープン。飛行機が既に動いているにも関わらずです。その場にいた人全員があっけにとられてしまいます。
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■非常ドアを開けた理由とは
婦人は「機内の空気がこもっていたから」というとんでもない理由と共に「何がいけなかったの?」と腹を立てていましたが、警察は彼女を逮捕。この行為により飛行機は停止し、1時間程遅延したとのことです。
事件が世間に知られると、ネットからは「おばちゃん、美味しい空気が吸いたいなら最初から飛行機にしがみついてなよ!」「出た、中国のおばちゃん節!!」「拘留所の空気はもっと新鮮なんだろうな」という皮肉めいたコメントが殺到。
「そもそも安全ドアの開け方知らないwおばちゃんすごいぞ」「潜水艦じゃなくてよかったな」など、ユーモアあふれる声も届いています。
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■非常ドア席はレア!
国際線において、非常ドア付近の席は座りたくても座れる場所ではありません。非常口の導線となるこの席は英語が話せること、子供や障がい者、老人ではいけないなど様々なルールが定められています。
緊急避難の際は乗務員に協力しなければならない決まりがあるのです。このご婦人は何故ここに座るよう言われてしまったのか…。飛行機は国内線だったようですが、真実は闇の中にありそうです。
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(文/fumumu編集部・AKO)