結婚2週目で妻が「女装した男」だと知った男 その後停職をくらう
相手が男であると知らずに結婚してしまった男性。世界中から同情の声が寄せられています。
結婚した相手が男だった…。そんなフィクションのような事件が1月16日、ウガンダで報道されました。イスラム教の神職を務める27歳のムトゥンバさん(Sheikh Mohammed Mutumba)は結婚して2週間。
幸せいっぱいの新婚生活を送るはずでしたが、妻が逮捕されたことをきっかけに、事態は一転します。
■夫婦の営みを拒否していた原因は…
ムトゥンバさんはナブケッラという名の女性と結婚したものの、妻が生理や体調不良を理由に中々夫婦の営みに応じないことを残念に思っていたそう。
その他にも自分の前で服を脱がないなど、今思い返せば疑問点は沢山あったのですが、当時は気に留めていなかった様子。
しかし、ある日妻が近所で盗みを働いたということで警察に逮捕されてしまいます。もちろん、夫であるムトゥンバさんの所にも警察がやってくるわけですが、そこで衝撃的な事実が語られます。
関連記事:妻が寝ている横で行為を強要 男に懲役3年10か月の判決
■妻だと思っていたのに
「あなたの妻は男です」警察の口から放たれた言葉に、ムトゥンバさんはその場で膝から崩れ落ちてしまいました。”妻”の本名はリチャードであり、逮捕の際行われた身体検査で男性であることが判明したと明かされています。
彼の下半身を確認したムトゥンバさんは大きな声で「詐欺だ!」と罵りましたが、残酷な現実はは変えられません…。
関連記事:恋人が他の男と結婚を宣言 泣き叫びながら起こした事件にドン引き
■踏んだり蹴ったりの被害者
このとんでもない詐欺を働いたリチャードは、「ムトゥンバがお金を持っていそうだからやった。財産が欲しかった」と供述しており、その後は法に従って裁かれるとのこと。
ムトゥンバさんは信仰の清廉性を保つためにと停職を命じられ、不幸に不幸が重なっています。本人はかなりショックを受けた状態で、近隣住民はもう何日も彼の姿を見ていないと報じられています。
SNSには「何かのショーだと言ってくれ」「イスラムは婚前交渉が禁止されているけど…」「ツッコミどころがありすぎるよ!」といった同情の声が世界中から寄せられています。
ちなみにリチャードは、ブラジャーに布を詰めて胸があるよう見せていたそうですが、わからないものなんですね…。
・合わせて読みたい→お金持ちと結婚しても不幸になる? 知っておくべき「玉の輿婚」理想と現実
(文/fumumu編集部・AKO)