「どうせ孤立しちゃうし…」 疎外感を感じたとき、どう考えれば楽になる?
人の輪の中に入れず疎外感を感じたとき、どうすれば気持ちが楽になるのでしょうか?
コミュニティやグループになかなか馴染めずに、疎外感を感じてしまった経験がある方、きっと少なくないのではないでしょうか。
疎外感を払拭して、少しでも自分が楽になる方法はあるのでしょうか? fumumu取材班が、疎外感から抜け出す方法を聞いてきました。
①トラウマと区別する
「高校生のとき、クラスに馴染めずつらかった時期があったんです。社会人になっても、どこかで私はコミュニティに馴染めないタイプだと思っていて…。
でも、ひとりでいるのも寂しくて。そんなとき、友達に『過去のトラウマと混ざってるんじゃない?』と指摘されたんです。もう高校生活は終わっているのに、大人になってもその世界から抜け出せていなかったんですよね。
コミュニティが変われば、自分が馴染めるかどうかも変わってくるはずなのに。誰とでも仲よくするのは無理かもしれないけど、過去のトラウマに引きずられて、自分を抑えないようにしたいなと思いました」(20代・女性)
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②見下している自分を正す
「疎外感を感じるとき、自分が周りのことを下に見ているような気がしたんです。『大声で話して馬鹿みたい』とか、『つるまないと過ごせないなんて子供じゃん』とか。
その場所に溶け込めなくて、拗ねているだけだったのかもしれないです。まずは、自分の性格を見直して、場に入ってみることが大切だと思いましたよ。話してみることで、意外と気が合うとわかるかもしれないから」(20代・女性)
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③疎外感を生み出す人を避ける
「勘違いではなく、本当に他人をハブるのが好きな人もいますから…。ひとりになっている人を見て、自分が優越感に浸りたいんでしょうね。
もしそんな人のターゲットになってしまったら、無理に合わせずに避けてしまうほうが楽だと思います。相手は、こちらがすり寄ってくることを期待しているかもしれないから。
思い通りにになってあげる必要なんてないですよね。無理してグループに入れてもらっても、全然楽しくないだろうし。関わらないのが一番いいと思います」(20代・女性)
人間関係に悩みはつきないですが、どうにか過ごしやすいように対処したいものですよね。
「どうせわかってもらえないから…」と諦めずに、思い切って輪の中に飛び込んでみれば、新しい世界が見えてくるかもしれません。
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(文/fumumu編集部・nana)