「こんな会社辞めてやる!」と思ったら。退職を後悔しないためにするべきこと
会社を辞めたいと思ったときに、まずするべきことを聞いてきました。
「もうこんな会社嫌だ! 辞めてやる!」と思ったとき、勢いで退職するのは危険かもしれません。
退職してから後悔しないように、退職届を出す前にしたほうがいいことを、fumumu取材班が聞いてきました。
①休息時間を確保する
「仕事が忙しくて考える時間がない状態で『こんな会社辞める!』と勢いだけで行動してしまうのは、あまりおすすめしないです…。どうせ辞めるなら、空気なんて読まずに有休をたっぷり使って、自分がこれからどうしたいのか考える時間を作ってほしいです。
考えないままに仕事を辞めると、意外と会社は嫌いじゃなくてただ休みたいだけだったんだと後から気づいたり、辞めても生活するツテがまったくなくて焦ったりするので…。ただ休みがほしいのか、今の会社にもういたくないのか、答えを出してほしいなと思います」(20代・女性)
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②不満を具体的に書き出す
「会社を辞めたい理由を、具体的に書き出すのをおすすめします。書いてみると、会社全体が嫌いだと思っていたけど、ひとりの上司が苦手なだけだったんだ! と気がついたりしますよ。
今は転職もそこまで不利にならない時代ですけど、やっぱり転職には手間も時間もかかりますからね。解決できる不満であれば、今の会社に残ってその不満を解消するために時間を使ったほうが、後々自分が楽かもしれないですよ」(20代・女性)
③辞めたあとの自分を想像する
「辞めた直後はすごくスッキリするでしょうけど、一時的な気持ちで退職してしまうと、後々生活が立ち行かなくなる事もあると思いますよ。辞めて自分はなにをしたいのか、働かなくてどれくらい生活できるのか、想像してみたほうが安心だと思います。
将来が見えなくて不安に感じるなら、今の仕事をしつつ他業種の人の話を聞いたりして、辞めてからの道を探してみるのもいいですよね」(20代・女性)
勢いだけで退職して後悔しないように、一呼吸置いて冷静な頭で考えてみる必要がありそうです。
ただ、激務が重なり、退職後のことを考えられない状況の方もいます。夜眠れない、休みの日でも仕事のことが頭から消えない、会社のことを考えると心臓がバクバクする…。
もしそんな症状があるなら、専門医やクリニックに相談してみるのもおすすめですよ。
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(文/fumumu編集部・nana)