髪をバッサリ切る前に! 「ヘアドネーション」知っていますか?
髪をバッサリ切りたい…でもちょっと待って! 頭髪に悩む子供達にウィッグを完全無償提供している「NPO法人 JHD&C」(ジャーダック)を知っていますか?
成人式を終えたハタチのみなさんや、就活・新年度を控えてなど、髪をバッサリ切りたくなる時期ですよね。でも、あなたの髪を必要としている方がいるかもしれないことを知っていますか?
病気やその他の理由で髪の毛に悩んでいる18歳以下の子供達に無償でウィッグを提供する「NPO法人 JHD&C」(ジャーダック)では、髪の毛の寄附を呼びかけています。
■ヘアドネーションをする際の心得
寄附するためにはちょっとした条件があります。
JHD&Cが制作するウィッグは厳しい基準をクリアしたJIS規格適合品「メディカル・ウィッグ」で、31cmの長さが必要になります。
カラーリングやブリーチをしていてもOK。染めていてもくせ毛でももちろん大丈夫です。完全に乾いている状態でカットしていきます。いくつかの束に綺麗にまとめてゴムで縛ります。
ドナーシートと呼ばれる簡単なアンケートのようなものに記入し、返信封筒と髪の毛を発送すると、後日受領書が送られてきます。
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■ヘアドネーションの注意事項
①必ず31cm以上であること
必ず長さには気をつけましょう。カットの際にあまり毛束が多すぎると綺麗に切れないので、細かく分けて切っていきましょう
②髪の毛は必ずドライの状態であること
濡らしてからカットし後で乾かしても髪の内部は濡れています。そのままの状態だと均一の状態にはならないので絶対にやめましょう。
思っているよりも全然難しくありませんね。賛同サロンの制度もありますが、ヘアサロンで切った髪を持って帰って、個人で送付することも可能です。
同じ髪を切るなら、誰かの役に立ってもらうような使われ方っていいですよね。ぜひ検討してみてくださいね。
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(文/fumumu編集部・横瀬 卓 参考リンク/JHD&C)