ローソン銀行は使える銀行? チェックしてみると…
銀行を選ぶ3つのポイントを元に、ローソン銀行を口座を作るときの選択肢のひとつに加えるべきか、チェックしてみました。
お金の預け先として、なんとなく銀行を利用している人もいるのではないでしょうか?
そんな中、先月15日に、ローソン銀行が開業しました。支店名が「おもち」「チョコ」など、誕生月別で12種類あり、「かわいい!」と話題になっています。でも、新しい銀行を選ぶ基準って難しいですよね。
そこで、銀行を選ぶ3つのポイントを元に、ローソン銀行はどんな銀行なのか、チェックしてみました。
■そもそも銀行に違いがあるの?
銀行は、「お給料が入ってくるところ」、「お金を預けるところ」という無機質なイメージがあるかもしれませんが、銀行ごとにサービスの内容が違います。
たとえば、ATMの手数料が24時間無料であったり、宝くじがついている定期預金があったりと、この差を知って使い分けることが賢く利用するポイントになります。
関連記事:初任給を受け取ったらやるべき! お金が貯まる3つのカンタンな習慣
■銀行を選ぶ3つのポイント
銀行選びで損をしないためのポイントが3つあります。それは「手数料・金利・利便性」です。
まずは、手数料。銀行はお役所っぽいですが、営利企業なので儲けなければいけません。そのために、手数料がかかります。ATMや振り込みの手数料の安いところを利用しましょう。
次は、金利。金利も銀行ごとに違います。金利の高い銀行は貯金用の口座に向いています。ネット専用の銀行は高い傾向があり貯金用としてオススメです。
最後は、利便性。いざ、引き出しをしたくても不便だと使いにくいですよね。「家や勤務先の近くにある」、「ネットでの取引が充実している」など、使いやすい銀行を選びましょう。
関連記事:なんとなく貯める…ではもったいない! 貯金上手になる3つのポイント
■ローソン銀行の魅力
新しくできたローソン銀行にも、ローソン銀行ならではの特徴があります。ローソン銀行は、その名の通り、コンビニのローソンが運営している銀行です(一部、三菱UFJ銀行が出資しています)。
ローソン銀行は、メガバンクのように人が受付をして取引ができる店舗はないため、ローソンのATMもしくは、インターネットでの利用が主体です。口座開設も、インターネットや専用のアプリを利用します。
「新しい銀行は潰れちゃわないかな?」と不安に思うかもしれませんが、万が一、ローソン銀行が潰れるようなことになれば、普通預金の場合は1人1,000万円まで保護してもらえる制度があるので心配はいりません。
魅力は、なんといっても、全国のローソンATMで利用できる利便性です。さらに、時期によっては、取引に応じてローソンで利用できるクーポンがもらえたり、ローソンのポイント制度“Pontaポイント”が貯まったりするのも特徴です。金利以上のお得感があるかもしれませんね。
ちなみに、ローソン銀行ATMでの預け入れや引き出し手数料は、2018年11月18日現在、午前7時から午後7時まで無料、それ以外の夜間は108円になっています。
クーポンやポイントなどの特典があるローソン銀行も、選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
・合わせて読みたい→がんばらないで貯金をするコツは「銀行口座の作り方」がポイント
(文/fumumu編集部・荒木 千秋)