マヂラブ野田、各分野で活躍する現状の悩みを吐露 「「どんどん嫌な感じの芸人になってる…」
思わず納得、出演者全員で考えた“思想系芸人”の定義とは…?
12日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルさんが出演。
「自分が歩いている方向が本当に大丈夫なのか気になっている」との悩みを明かしました。
■「こうはなりたくない」という方向に
自身がプロデュースするトレーニングジムの事業拡大・新作ゲームの制作・実業家との対談・賞レースの審査員担当と、各分野に手を広げている野田さん。
しかし「どんどん嫌な感じの芸人になってる気がして不安」との思いを抱いているようで、結果的に「こうはなりたくない」という方向に行きついている気がすることを明かします。
MCを務めるお笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんから「なりたくないのは思想系?」と問われると、野田さんは「思想系っていうのは、ひな壇に立たなくなった人たち。思想があるゆえに信者もいる。前向き」と定義すると、周囲は「2人くらいしかいないじゃない」と、想像して爆笑する一幕も。
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■思想系芸人とは
野田さん自身「絶対にお笑いでないことはしない」と、ゲームもジムもお笑いから絶対に離れないと決めていますが、それらの規模が大きくなるにつれ、食いつく人が「事業にお笑いを絡ませてくる」人に。
事業の視点から「新しくて面白い、いいアイデア」と評価されてしまい、呼ばれる仕事も思想系になり、審査員についても「審査員をやりやがる奴」なイメージになったと嘆きました。
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■「思想だな」と思うラインは
そこで、共演者のお笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇さんは、先ほど想像した2人を挙げ「その人を超えているよ。思想のトップにいる」と絶賛すると、野田さんは「審査員を断るなんて思想中の思想」と語りました。
野田さんが「これやったら思想だなってライン」について質問すると、若林さんは「お笑いを辞めてなければ大丈夫」と回答し、吉村さんは「宣材写真が白黒になり始めると怪しい」とコメント。
オードリーの春日俊彰さんは「誰かとSNSで戦ったりしてない?」と尋ね、論争をすると思想だと定義しました。
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■最初に出る思想系の“症状”
再び、若林さんが「セミナーをやったらじゃない?」「ゲームやジムの面白い話を持ってこなくなったら危ない」と投げかけ、吉村さんも「自分のトークが長くなったら」「会話しないで一方的に聞かせる」「それがいちばん最初に出る症状じゃないか」とつけ加えると、野田さんは納得。
その“症状”が出たら「言って下さい皆さん。『お前ちょっとヤバくない?』」と注意してほしいことを懇願しました。
今回の放送を受け、ネットでは「思想芸人クッソワロタ」「これから野田見るたびに思想系にどのくらい寄ってるか見ちゃうな」「笑いを忘れてなければいいんでない?」「野田さんは全然大丈夫な気がするけどなあ」など、多くのコメントが寄せられています。
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(文/fumumu編集部・汐入実花)