父の日、毎年プレゼントを贈る人は約3割 「働き始めて父の偉大さを実感し…」
幸福や喜びの象徴である「黄色」がイメージカラーになっているようです。
毎年6月の第3日曜日は父の日。2024年は6月16日に当たります。編集部では、みんなの父の日のプレゼント事情について調査してみました!
■父の日、プレゼントを贈っている?
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で33.9%の人が「父の日に毎年プレゼントを贈っている(贈っていた)」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は22.2%、女性は39.4%という結果でした。
関連記事:長年一緒にいるので… 約5割が「親に似ている」と感じているところとは
■働き始めたことで父の偉大さを実感
編集部が話を聞いた30代の女性は、「昔はとくに父の日のプレゼントをあげたことはなかったけれど、大学を卒業し、社会に出て働き始めたことで、父の偉大さを感じた」ことがきっかけとなり、贈りはじめたそう。
「初めて贈ったネクタイをいまでも大切に使ってくれていて、今年は何を贈ろうかと考えるのも楽しい」と笑顔で語ってくれました。
関連記事:コロナ禍で喜ばれたのは? 通販できる「父の日ギフト」5選
■ある女性の提案により誕生した「父の日」
では、父の日の起源はいつなのでしょうか。日本が採用している6月の第3日曜日の父の日が誕生したのは、1910年のアメリカです。
母の日があるのだから父の日もお祝いしたいというある女性の提案により、1910年6月19日に初めて父の日の式典が開催されました。しかし、なかなか一般に定着せず、6月第3日曜日の父の日が国の記念日として正式に制定されたのは1972年のことです。
関連記事:小泉孝太郎が幼少期に「禁止されていたもの」に驚き… 一般では約2割が経験
■「黄色」は幸福や喜びの象徴
日本へ父の日が伝わったのは1950年代頃のことだと言われていますが、一般的な行事として広まったのはそれから30年もの歳月が流れた1980年代に入ってからでした。
アメリカでは、父の日にはバラを贈ることが一般的だとされているそうですが、日本では黄色いバラやひまわりを贈るという人も多いようです。これは、幸福や喜びの象徴である黄色を父の日のイメージカラーとして日本ファーザーズ・デイ委員会が開催する「父の日黄色いリボンキャンペーン」が影響していると言われているようです。
今年の父の日には、いつも頑張っているお父さんへの感謝を込めて、これまで贈ってこなかったという人もプレゼントを贈ってみてはいかがでしょうか。
・合わせて読みたい→コロナ禍で喜ばれたのは? 通販できる「父の日ギフト」5選
(文/fumumu編集部・蒼羽 結)