現代では、スマホが私たちの生活の一部となっています。とくに若い世代では、スマホがないと不安になることがよくあるのではないでしょうか。
■約半数、スマホが手元にないと不安
fumumu編集部では全国10〜60代の男女659名を対象に、「スマホの利用」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「スマホが手元にないと不安な気持ちになる」と答えた人は、全体で55.5%。
fumumu取材班は女性たちに、スマホが手元になくて不安な気持ちになったエピソードについて聞きました。
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①通勤時にスマホを忘れて
「通勤電車に乗るときにスマホを忘れたことに気付いたら、パニックになってしまうでしょう。電車の中では音楽を聴いたり、SNSをチェックしたりして過ごすのが日課になっているからです。
しかしある朝、スマホを家に忘れてしまい、いつもならあっという間の通勤時間が、その日はとても長く感じていました。
あまりにも手持ち無沙汰で、周りの人の視線まで気になっていたんです」(20代・女性)
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②友人との待ち合わせ
「友達とカフェで待ち合わせをしているときにスマホを忘れたことに気づいて、すごく焦りました。いつもなら到着前にメッセージで確認し合うんですが、その日はできずに友達が来るのかどうか不安になったんです。
時計もしないので、時間を確認もできない状態でした。どれくらい待てばいいのかもわからなくなり、ひたすら不安な気持ちを抱えていたんです。
結局、友達は少しだけ遅れてきたんですが、その間の時間がものすごく長く感じました」(20代・女性)
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②仕事の休憩時間
「会社にスマホを持って行くのを忘れたことがあって、そのときの不安は今でも忘れられません。いつもは昼休みにスマホでニュースを読んだり、友達とメッセージをやり取りしたりしてリラックスするんです。
しかしその日はなにもすることがなくて、同僚が話しているのをただ黙って聞いているしかありませんでした。人と話すのも楽しいのですが、もはやスマホに気持ちが依存しているのでしょうね。
その日は1日中、不安な気持ちを抱えていました」(20代・女性)
スマホは、現代人にとって、単なるツール以上の役割を果たしているのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)