日常生活でふとした瞬間に、お金を借りることがあるかもしれません。高額な金銭のやり取りは慎重になるべきですが、少額であればあまり重く受け止めずに貸し借りをする人も多いのではないでしょうか。
■約4割、人からお金を借りた経験あり
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、人からお金を借りた経験があるか、調査を実施しました。
その結果、「借りた経験がある」と答えた人は、全体で45.4%。
fumumu取材班は女性たちに、人からお金を借りた理由について話を聞きました。
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①同僚からランチ代を
「ある日、同僚と一緒にカフェでランチを食べました。しかしレジで財布を開けたら、現金が全く入っていないことに気づいたんです。カードが使えないお店だったので、私は焦りました。
仕方なく同僚に、『ごめん、今日のランチ代、貸してもらえる?』とお願いしたんです。彼女は笑顔で『次にごはん行くとき、返してくれればいいよ』と言ってくれました。
ただ忘れてしまいそうだったので、翌朝、出勤してすぐにお金を返したんです」(20代・女性)
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②友人から飲み物代を
「友人と一緒に、映画を観に行った日のことです。映画が始まる前に飲み物を買おうとしたら、小銭が足りなくて困っていました。友人に事情を話すと、『これで買っておいで』と飲み物代を貸してくれました。
映画を見終わった後、近くのカフェでお茶をしたのでお金を返しました。すぐに返す機会があって、よかったと思ったのを憶えています。
高額のお金の貸し借りは慎重になるべきですが、飲み物代ぐらいならお互いに助け合えればいいなと思いました」(20代・女性)
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③母から駐車場代を
「週末に母と一緒に車で、ショッピングモールに出かけた時のことです。駐車場の出口で駐車料金を払おうとしたら、財布に小銭が足りないことに気づきました。
そんな私の状況を見て母が、『それくらいなら私が出しておくから』と笑顔で言ってくれました。家に帰ってからすぐに母にお金を返しましたが、『別にいいのに』と言ってくれたんです。
ただ甘えるのもよくないと思って、きちんと母にお金を返しました」(20代・女性)
たとえ少額でも借りたお金は早めに返し、相手に対して誠実でいることが大切なのでしょう。
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(文/fumumu編集部・ニャック)