雑誌やTVなどの占いは欠かさずチェックしている人は少なくないですよね。いい結果だけ信じるなんてこともよく言われます。
fumumu取材班が占い好きな人たちに聞いてみると、好きな人ほど「占いは当たる」と口にします。
本当にそんなに当たるものなのでしょうか? 詳しく聞いてみると、当たると思っている理由が浮かび上がってきます。
①出来事を占いに当てはめがち
「夏休み中にイベントで出会い、すぐに意気投合して付き合い始めた彼氏。しかし、大学が始まった途端、連絡が激減して…このままフラれるのではないかと、不安になっていました。
ところが、今月の占いで『夏からスピーディーに育った愛の関係が、一旦調整期に入る…』とあり、『そういうことだったのか!』と、一安心。2人の愛のために、今は必要な冷却期間だそうです」(20代・女性)
起こった出来事を占い結果に当てはめて、都合良く解釈していることも…。
②占いの「アンラッキー」を失敗の言い訳に
「たまたま、バイト先のロッカーの鍵をかけ忘れた際に、大切にしていたバッグを盗まれました。バッグの中には、お財布や携帯も入っていたので、最悪です。
占いによれば、私の今年の運勢は最悪なのだとか。来年にならないと運気が回復しないようなので、凹んでいます」(10代・女性)
そもそも、ロッカーの鍵をかけ忘れなければ、バッグを盗まれることはなかったかもしれません。
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③信じられる相談相手がいない
「悩みや不安を相談出来る相手がいません。自分のことをさらけ出すのは苦手だし、弱みを握られてしまいそうで…。
でも、占いは、こんな私を否定することなく、適切なアドバイスをくれます。安心できるし、誰よりも頼りにしています」(10代・女性)
自分が求めている占い結果に出会えるまで、占いをはしごする人も多いのだとか。
占いにそこまで興味はなくても、結果が今の自分の立場や状況などに当てはまった瞬間、意識せずにはいられなくなってしまう人もいるでしょう。
しかし、占いを信じ過ぎてしまうと、逆に、その結果に振り回されてしまうこともあるようなので、気を付けたいですね。
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(文/fumumu編集部・志都)