谷原章介、女子大生ストーカー殺人に悲痛 「僕にも娘がおりますから…」
大学2年生の女子学生が交際相手とみられる男に刺殺された事件で関係を精算しようとしてストーカーされていたという証言も。
21日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、大阪府枚方市のマンションで関西外国語大学2年生の女子大学生が殺害された事件について報道。
女子大学生は交際相手からのストーカー被害を知人に訴えていたと報じられており、司会の谷原章介さんは自身も子供を持つ父親としての視点から悲痛な思いを訴えていました。
■「包丁で彼女を刺して殺しました」と証言
大阪府枚方市のマンションで、大学2年生の女子学生が先週土曜日に死亡している状態で発見されました。上半身には複数回刺された痕があったということです。
20日朝、兵庫県明石市の無職の男(26)が、殺人の疑いで送検されました。容疑者は「包丁で彼女を刺して殺しました」と証言しているもようです。
男には被害者を刺して殺害した容疑がかかっており、警察によると被害者と交際していた経緯があるとのことです。
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■ストーカー被害にあって「相手が怖い」
現場となったマンションは、大学から徒歩5分ほどの女性専用マンション。同番組の取材によると、被害者は交際相手にストーカーをされており、関係を精算しようとしていたとのこと。
周囲に「交際相手からストーカー被害にあっている」と相談していたそうで、警察への相談を即されて「相手が怖い」と躊躇していたという証言も。
男とは数ヶ月前にインスタグラムを通じて知り合い交際に発展し合鍵を渡していたものの、徐々に依存されるようになり「怖くなった」と知人に漏らしていたとのこと。関係を精算するために距離をとりはじめたところ、ストーカー行為をされたもようです。
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■ストーカー加害者のカウンセリングも
谷原さんは「僕にも娘がいますから、本当に大事にここまで育てて大学にまで送り出した娘がこんなふうに命を奪われたと思うと、本当にもう、言葉にならないといいますか、悔やんでも悔やみきれないですよね」と、沈鬱な表情でコメント。
社会起業家の大空幸星さんは、「京都府警なんかは、ストーカーの加害をした人がカウンセリングを希望したら1回5000円か8000円くらいかかるのを公費で負担しているんですよね」と例にあげ、被害者が相談しやすい環境と加害者の治療・カウンセリングの義務化を即していました。
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■警察相談専用電話「#9110」も紹介
大空さんは「差別偏見をうまないことを大前提に申し上げます」としながら、今回の加害者が睡眠薬を所持していたことから「なんらかの精神疾患を患っている方もおられる」と分析。
「精神疾患があるから犯罪行為するわけではない」と強調しつつも、加害者のメンタルの問題に対応する必要性についても考察していました。
番組では、警察相談専用電話「#9110」の存在も紹介。ストーカー被害に悩んだり不安を感じた時には迷わず相談するように即しています。
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(文/fumumu編集部・星子)