『猫の恩返し』大きな猫・ムタの“声の主”は意外な人物 「知らんかった…」
物語でも異彩を放つ、大きな猫・ムタ。意外な人物が声優を務めていて…。
車にひかれそうになった猫を助けたことをきっかけに、猫の国に迷い込んだ女子高生・ハルの姿を描く冒険ファンタジー、『猫の恩返し』。
物語のキーマンの一匹である謎多き猫・ムタを演じているのは、他のスタジオジブリ作品にも出演しているあの俳優だったんです!
■『もののけ姫』で山犬演じた渡辺哲
個性的な猫たちがたくさん登場する同作のなかでも、とくに強烈なインパクトを残すのが、ハルを猫の事務所まで案内してくれる大きな猫・ムタ。
2021年8月に同作が『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送された際、番組公式X(旧・ツイッター)では、ムタの詳細について「十字街のオープンカフェでいつも昼寝している大きな猫・ムタ。短毛種の和猫ミックスです」と紹介。
「声を演じたのは『もののけ姫』で山犬を演じた渡辺哲さん。口は悪いけど愛があるムタという役に、ああいうカッコイイ男になりたいと感じたそう。それまでは犬派だったのに、猫もいいなと思わされたそうです」と解説しました。
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■「全っ然知らんかった…」の声
また、ムタの“モデル”については「ムタはスタジオジブリを我が物顔で出入りしていた『ウシコ』という半野良猫が作画の参考になっているそうです」といった情報も。
視聴者からは「違いすぎて、山犬の声って加工してるよな…? って数分止まってた」 「ムタの声、渡辺哲さんやったん?! 全っ然知らんかった…」 「山犬も演じてたんだ!」といった驚きの声が続々。
そのほか「ムタさんええよね」 「口は悪いけど根はいいヤツ」といった声も集まるなど、ムタの人気は高いようです。
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■「ルナルド・ムーン」の由来は…
そんなムタの本名は…じつは「ルナルド・ムーン」。同アカウントによると「 『耳をすませば』に登場したときから様々な名前で呼ばれてきたのがこのブタネコ。ここでようやくそのフルネームが明らかになりました」と該当シーンを紹介。
「ちなみにこの『ルナルド・ムーン』は『耳をすませば』の原作に出てくる2匹の黒猫『ルナ』と『ムーン』をもじったものです」といったつながりも明かされています。
『耳をすませば』の原作者、柊あおいさんがストーリーを考えた同作品。作品との共通点にも着目してみると、より一層世界観を楽しめそうですね。
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