博多大吉、ウクライナの日常に絶句 「おっしゃった通りグロテスクな…」

ウクライナ人ディレクター・カテリーナさんが故郷に帰った際の映像に、博多大吉さんが過酷な状況に一瞬言葉を失う場面も。

博多大吉

21日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)では、「カテリーナが見た ウクライナのいま」という特集を放送。

NHKのウクライナ人ディレクター・カテリーナさんが故郷に帰るVTRを放送し、日常に戦争が入り込んだ過酷な状況に博多華丸・大吉・博多大吉さんが言葉を失う姿も見受けられました。


■大吉「日常の中に戦争が…」と困惑

ウクライナ人のカテリーナさんは、2年に渡る戦争とその前の新型コロナウイルス感染症の影響で故郷に帰れず、5年ぶりの帰郷となりました。

カテリーナさん曰く、首都キーウでの生活は、基本的には「変わらぬ日常」を繰り返す日々。しかし、空襲アラートは毎日鳴っており、爆弾が落ちることもまた日常。

大吉さんは、戦争というと非日常というイメージがある中で「日常の中に戦争がある日突然入ってきて、それがずっと続いている。僕はなかなか理解できなくて、イメージしようにもなかなかイメージできなくて」と、困惑の表情を浮かべていました。


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■「すごくグロテスクな日常」と表現

カテリーナさんは、普通に働き普通に過ごす一方で、戦争で人が亡くなることも身近な毎日を「日常と戦争が絡み合っている、すごくグロテスクな日常になっている感じなんです」と説明。

映像の中の町並みは美しいままのように見受けられましたが、博多華丸さんも「ビルが、あそこは反対側を見たら真っ黒だよとおっしゃっていたじゃないですか」と裏側だけ黒くなったビルにも言及し、カテリーナさんも「(ビルを見て)あなたの現実はこうなんだと突きつけられる感じ」と評していました。


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■取材中に同級生の戦死を知ることに

カテリーナさんはかつての同級生を訪ね、友人の長男である5歳の男の子が、公園で元気いっぱいに遊ぶ様子の撮影。

戦時下で育った彼は「戦闘機のパイロットになりたい」「それか戦車に乗って兵士を勝利まで運ぶんだ」と夢を語っており、母親である友人は「息子に戦地に行ってほしくない」と複雑な心境を吐露しています。

また、カテリーナさんの大学の同級生は志願兵として戦地に行っており、取材中に彼の戦死が伝えられました。

ほのぼのとした同窓会の映像が流れた後のシビアな現実に、スタジオメンバーも呆然とした表情を浮かべていました。


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■美しい景色と戦争とのギャップに放心

大吉さんは、「紅葉が黄色できれいな公園で、小さい木を(子供が)揺らしているところとは、平和な光景にしか見えないけど、映像ではね…そこに戦争というのが入り込んでいるのは、本当に冒頭におっしゃったとおりグロテスクな毎日ですねこれはね」と、放心したような表情でコメント。

華丸さんは戦時下の母親が「兵士が守ってくれる」と子供に言い聞かせざる得ない状況に理解しつつ、「でも『いつかはパイロットになりたい』とその連鎖は止めたいという…」と、息子を想う母の葛藤にも言及していました。

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(文/fumumu編集部・星子

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