今やイケオジ俳優のパトリック・ウィルソン 『オペラ座の怪人』で見せた”貴族役”にときめく

オーバー40男優「イケオジ」のススメ:パトリック・ウィルソン。王道の王子枠。

パトリック・ウィルソン
(画像はパトリック・ウィルソンInstagramより)

年を重ねるごとに、ますますかっこよくなるイケてるおじさま「イケオジ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。

今回は、『アクアマン/失われた王国』の公開を記念して、同作の主人公アクアマンの敵、オームを演じているパトリック・ウィルソンです!


■兄を怨む弟役だが…

現在公開中の『アクアマン/失われた王国』は、ジェイソン・モモア扮するDCコミックのスーパーヒーロー、アクアマンの活躍を描くファンタジーアクション。

その弟ながら、兄のアクアマンと敵対するオーム役を務めているのが、1973年7月3日、アメリカ生まれのパトリック・ウィルソン。身長は183㎝と、それなりに長身ですが、兄役のモモアは193㎝。さらに実年齢は、ウィルソンのほうがモモアより6歳年上なのも、配役の妙ともいえるでしょう。


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■怖いことに巻き込まれがち

この『アクアマン』シリーズのメガホンを取っているのが、ジェームズ・ワン監督。『ソウ』でその名を馳せたワン監督は、ホラー映画の旗手ですが、ウィルソンは『アクアマン』以外でも、ワン監督作品の常連俳優のため、「怖いことに巻き込まれがちな人」の印象があるかもしれません。

ですが、元は舞台出身で、トニー賞にノミネートされた経験を持つほどの実力派で、歴代の出演作を見てみると、「正統派王子」や「女子社員のあこがれの的」のような役が実は多いのです。


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■その実態は正統派の王子

そのウィルソンの「正統派の王子」然とした姿が見られるのは、2004年の『オペラ座の怪人』です。

パトリック・ウィルソン
(出典:amazon

じつは以前、ジェラルド・バトラーのおすすめ作としてご紹介している古い作品ですが、特筆すべきは、本作が作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーのアレンジしたミュージカル映画だということ。

ウィルソンは、バトラー扮する「怪人」が思いを寄せる歌手クリスティーヌ(エミー・ロッサム)の恋人、ラウル・シャニュイ子爵役で登場。個人的に、「観客」としては、バトラーの「怪人」に感情移入をしてしまいますが、もし自分がクリスティーヌだったら、「怪人」には目もくれず、ラウルだけを見ているだろうなと思うのが正直なところです。

それほどウィルソンの「正統派の王子」的な魅力にときめくこと間違いなしです。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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