同性に「ブスは帰れ」と言われても… 28歳OLがパパ活をやめられない理由

“交際クラブ”の運営会社で面接官の経験があるパパ活ウォッチャー・cocoが「パパ活の裏側」をお伝えします。

coco パパ活

“交際クラブ”の運営会社で面接官の経験があるパパ活ウォッチャー・cocoが「パパ活の裏側」をお伝えする連載コラム。

今回は「ブスは帰れ、と言われても私はパパ活をやめるわけにはいかないんです」と話す、パパ活歴2年のTちゃん(28歳)のお話。



■キラキラしたい!

名古屋出身のTちゃんは女子校育ち。「名古屋って日本三大ブスの産地って言われてて、昔からそれをネタに男性にからかわれることが多かったんです」と謙遜しますが、元AKBの小嶋陽菜さんに似た可愛らしい感じの女性です。

地元の大学を卒業後、電機メーカーに就職。展示場の受付嬢として勤務し始めると「お客様や取引先の男性から名刺をいただくことも多かった」と言います。

「ずっと容姿にコンプレックスがあったので高校を卒業した春休みに二重の整形をしたんです。それからはあんまりブスって言われなくなったけど、成人式で久しぶりに同級生に会ったら、整形したのが皆の間で一気に噂になって」。気まずく感じたTちゃんは、それ以来学生時代の人間関係を整理し、就職してからの付き合いだけを残したそうです。

そんななか、職場で一番仲の良かった友達が医師と婚約。「聞けば、私と同じように受付をしていて名刺をもらったのが縁だって言うんです。私はお医者さんから名刺なんてもらったことなかったから、ものすごく羨ましくて。愛されてるオーラもすごくて、結婚退社する彼女がキラキラして見えました」。Tちゃんはその頃から、高収入の男性との結婚を夢に思い描くようになったと言います。



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■憧れの東京へ!

地元では整形の噂も広まってるし、玉の輿には乗れなさそうだと感じていたTちゃん。「仮に名古屋でお金持ちの男性と知り合っても、どこで誰と繋がってるかわからない。整形がバレるんじゃないかとビクビクして過ごすよりも、東京に出て心機一転新しい出会いを探す方が精神衛生上良いかなって思ったんです」。

ずっと気になっていた東京のIT関連企業がスタッフを募集していたので、両親には相談せずにこっそりエントリーしたところ、たまたまそのタイミングで名古屋に出張で来ていた社長が直接面接してくれました。すると、とんとん拍子に話が進み採用が決定。渋谷に本社を構えるオフィスで広報を担当することになりました。

両親はとても寂しそうでしたが「東京で玉の輿に乗るから!」と冗談っぽく言いながらも、内心本気の宣言をして上京したTちゃん。「憧れの東京でキラキラした生活と出会いを!」と浮かれていたのも束の間、あっという間に地獄の底に突き落とされたそうです。



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■ブスは帰れ!

「私が配属された広報は、報道機関などメディア、社長や社外の経営者の方々とのやり取りが多くて、みんな可愛くて綺麗な人たちばかり。パーティーも食事会も多くて確かに男性との出会いは多くなったけど、女性からの風当たりは無茶苦茶ひどかったです」と言うTちゃん。

「女同士のライバル意識がすごくて、男がいないところでは悪口だらけなんです。他社の女性のメイクやファッション、持っているバッグや時計のチェックも細かいし社内でもマウント取りまくり。私なんて、有名な経営者さん達との食事会に参加したとき『うちらのレベルが低くなるからブスは帰れ!』と言われたこともあります。女性からブスって言われたの生まれて初めてだったけど、男性に言われるよりショック大きかったです」。

華やかな夜の東京で繰り広げられる饗宴の裏で、蹴落とし合う女のバトル。ブスと言われて悔しかったTちゃんは整形が加速。「ヒアルロン酸で涙袋作って唇ぷっくりさせて鼻を高くして。糸リフトでフェイスラインを引き締めて、白玉点滴定期的に打って。お金いくらあっても足りなくて、キャッシングするようになりました…」。



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■整形費用捻出のために…。

経営者との食事会ではタクシー代3万円もらうのが基本で、ちょっとプライベートな飲み会だと、男性も女性もそれきかっかけで愛人に発展するケースも多かったと話すTちゃん。「私はそのつながりで愛人になるのは嫌だったので、ネットで検索して交際クラブに登録しました。仕事関係で出会う既婚者男性の愛人になっちゃうと、将来自分の夫になるかもしれない人にもバレる可能性が高いじゃないですか。他の女の子たちは、ブランドものいっぱいプレゼントしてもらうとか月50万円で愛人契約を結ぶとか、いわゆる港区女子っぽいことをしてましたけど、私は交際クラブで月30万円の定期パパを2人捕まえました」。

パパ活で稼いだお金は整形費用と服飾費に消えるそうですが「お金をかけて武装するのは周りの女性に負けたくないから。ブスは帰れと暴言を吐いたアイツらに勝つまではやめられないです。経営者のパパから色々学んで自分で起業するか、誰よりも綺麗になって結婚して玉の輿に乗るか。パパ活は私が成り上がる為の手段なんです」と決意を述べるのでした。

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(文/fumumu編集部・coco)

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