激務の彼とやっと会えたのに、溜まっていたストレスが爆発　怒りを紙に書いて投げつけると…

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

2024/01/27 18:00

■別れる前のカップル？

お店も閉店となり、夜。ごはん何食べる？　という話になるのですが…機嫌が悪い私は、もしや今日も料理しなきゃいけないのかな、まじでめんどくさいと思っていました。ほぼ外食しないという彼に合わせ料理をしてきましたが、今日は外食を提案してみました。えびおくんは、いいよと言ってくれましたが、2人のテンションが低いため入りたいお店が決まらず、結局スーパーに立ち寄り、色々と買って軽く料理をすることに。食事中もいまいち盛り上がりません。食べ終わり、ゆっくりし、カップルなのでベッドでイチャイチャ…と、一瞬始まりましたが今日はやっぱりダメです。全く2人がノってません。えびおくんがついに言いました。

「なんでずっと機嫌悪いの？」「今日ずっと機嫌悪いからヤダ」。あ、始まりそうだ…嵐が…。仕事が忙しすぎて会えないからとは言えません。私がもし逆の立場だったら忙しい自分を応援してほしいからです。それに、たしかに1日中ふてくされていたのは悪かったなと思い、とりあえず謝って大人しくしました。この時は。

シャワーを浴びてもう寝ようとなりました。先にえびおくんが入り先に寝ててと伝え、私はゆっくり湯船につかりながらラブラブになれる方法を考えようとしましたが…疲れてて思いつきません。空気が悪すぎて耐えられないのです。これ、何度か経験してるぞ。あれだ。「別れる前のカップル」。ダメダメ、そう思ってしまっては終わりです。寝て、明日になれば空気が変わっているかも、いつもそうだから…と思っていました。

■もう、いいよ

お風呂から上がると、えびおくんはまだ起きていました。今なら、もう仲直りできるかな？　と、私は可愛く彼に近づいてみました。すると、えびおくんは唸っているのです。「うーん、うーん」と。なにか言いたそう。嫌な空気は全然変わっていませんでした。そして、言われたのです。この言葉に、MK5となります。MajiでKoide爆発する5秒前。

「やっぱりこの家、過ごしづらい」…なんだと…？　「やっぱりドライヤーの位置おかしいんだよね、鏡とセットだと思うよ、動線的に」。でた、動線。またかよ。もういいって。私の頭の中が、ブチ…ブチ…と鳴っています。

「あと、テーブルが低くて、これだと食事もしにくい。床に座って食べてるじゃん、やっぱり椅子があったほうがいいよ、エビデンスとれてるから」。はい、代表的な口癖「エビデンス」。えびおの大好きなエビデンス。もういいよ、もういい。私、がんばってきたのに、まだ言われる？　プロに頼んでまでこの家をキレイにして、それをなるべくキープして本当に成長したのに。さらに付け加えてきました。

「湿気もすごい、除湿機買わないの？　日々のパフォーマンス落ちるよ、湿気はやる気を失う、エビデンスとれてるから」。もう、やだ。なにもかも、やだ。プッッツン。聞こえました、脳から。昔のブラウン管テレビってこんなふうに壊れたっけ。そんな感じ。私はなにも発することができなくなりました。無言のまま私たちは就寝しました。

■そして、大爆発

部屋を暗くして別々の布団で寝ました。深夜の何時だろう。全く眠れません。もう無理だ、という自分の声が聞こえてきます。やばい、爆発しそう。ここで発狂し大喧嘩となったら、隣の人に通報されるのは目に見えました。紙だ！　よく言うもんね、怒りやモヤモヤは書こうって。私の得意な手紙にしよう。書き出したものの、もう荒れに荒れまくり、大大大爆発。「細かい男！　うるさい！　もうやってけない！　あんたと合うひとなんてこの世にいない！　偉そうにしやがって！」など、手紙でもなんでもない酷い言葉の数々。泣きながら書き殴りました。そして、寝ているえびおくんに投げつけたのです。

こんなにも私、ストレスたまってたんだ。知らなかった。寝ていたえびおくんはさすがに起きて、その紙を読んでいます、すると、とっても悲しそうな顔をしていました。そんな顔されると、私が悪者みたい。そんなに傷ついた顔するなら、じゃあなんでこんなことになってるの？　私だって傷ついてる！

そして、太陽がのぼった朝、ついに別れ話に…。家からえびおくんを追いかける私。表参道で喧嘩する私たち。そして、えびおくんのまさかの涙。恋は、ときに非常に疲れる。続く！