サンドウィッチマンの東北魂トイレトレーラーが石川へ 3.11の経験から「一番大変なのがトイレ」
サンドウィッチマンが開設した東北魂義援金より、宮城県気仙沼市へ贈られた「トイレトレーラー」が、石川県の被災地へ出発。
5日までに、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおさんと富澤たけしさんが、それぞれAmeba公式ブログを更新。
自身らが開設した東北魂義援金から宮城県気仙沼市へ贈ったトイレトレーラーが、市の職員とともに石川県の被災地へ出発したことを明かしました。
■気仙沼のトイレトレーラー、被災地へ
5日、伊達さんはブログ記事にて「東北魂トイレトレーラーが宮城県気仙沼市から北陸の被災地へ向かいました!」「明日には、被害の大きかった石川県輪島市に到着予定」と報告しました。
東日本大震災の経験から、「避難所で一番大変なのがトイレ。食料やお水などの救援物資は次第に届きますが、トイレが全く足りない状況になります」と回顧。
続けて「この東北魂トイレトレーラーには、車椅子用トイレも1つあります。更に、大量のトイレットペーパーと防災備蓄ゼリーも大量に積み込んであります。宮城県気仙沼市の職員さんが4人で既に向かっております」とも明かしました。
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■「あのときの恩返し」仙台市からも支援
また、伊達さんは「地元・仙台市からは『あの時の恩返しが少しでも出来ます様に』と、既に重機や水道局の給水車等が12台被災地に入っているようです」とも報告。
自身が被災した当時を改めて振り返り「東日本大震災の翌日、3月12日の明け方。東京消防庁の消防車が何台も連なり、宮城県気仙沼市に入ってくれたのを見た時は本当に嬉しくて頼もしかった。今でもあの光景は忘れてません」と、北陸の被災地に想いを馳せます。
最後には「石川県能登半島は勿論、富山も新潟も素晴らしい観光地です。少しずつ、顔を上げて前を向いて行きましょう!」と結びました。
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■「出動する時が来てしまった」複雑な思いも
相方の富澤さんも4日夜にブログを更新。「大きな地震ということで、何とか大津波だけは来ないでくれと祈っておりました」と沈痛な思いをつづっています。
トイレトレーラーについて「出動する時が来てしまったか、という複雑な思いもありますが、全国から頂いた気持ちがこういう時に役立ってほしいです」と複雑な思いも吐露。
最後には「しばらく余震もあると思うので、十分注意して下さい」と被災地へ向けて呼びかけつつ、「気仙沼から向かう職員さん達も気を付けて向かって下さい」と対応に当たる職員も気遣いました。
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■「涙が出ました」感謝の声
伊達さんと富澤さんのブログ記事には、「金沢在住ですが能登の惨状に毎日涙が止まりません。(中略)トイレは本当に皆さん困っておられます。本当に助かります。ありがとうございます」「私も東日本大震災の被災者ですがやはりトイレが衛生面からして大変でした。トイレトレーラーすごく助かると思います!」と多くの反響が。
なかには、ふたりの温かい言葉に「このブログを読んで涙が出ました」といった声も見受けられました。
★伊達みきおさんのAmeba公式ブログはこちら
★富澤たけしさんのAmeba公式ブログはこちら
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■執筆者プロフィール
衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)