アラ還で“最強”の称号を得たパトリック・デンプシー 『魔法にかけられて』で色気を堪能
オーバー40男優「イケオジ」のススメ:パトリック・デンプシー。無敵のセクシー。
年を重ねるごとに、ますますかっこよくなるイケてるおじさま、「イケオジ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『サンクスギビング』の公開を記念して、同作でニューロン保安官役を務めているパトリック・デンプシーです!
■恵みに感謝すべき日の悲劇
現在公開中の『サンクスギビング』は、タイトル通り、『感謝祭』をテーマにしたホラー作品。
「感謝祭」は、本来アメリカで、毎年11月の第4木曜日に行われる伝統行事で、現代では家族が集まって、七面鳥を食べながら、恵みを感謝するのが恒例となっています。
ところが同作では、この「感謝祭」の時期に、殺人事件が起こってしまうのですが…?
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■57歳の最強セクシー
その殺人事件の捜査に乗り出すニューロン保安官役を演じているのが、1966年1月13日、アメリカ生まれのパトリック・デンプシー。病院で働く医師たちを描くテレビドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』の優秀な脳外科医役でおなじみですが、キャリアのスタートが舞台だけあって、実はどんな役でもこなせる芸達者です。
さらに特筆すべきは、2023年版「ピープル」誌の「最もセクシーな男性」に選ばれたこと。アラ還にしてのこの快挙(?)は、デンプシーが、まさに「最強セクシーイケオジ」であると断言できるでしょう。
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■夢に目を向けた時のセクシーさ
そんなデンプシーのセクシーさが最も表れているのが、『魔法にかけられて』(2007年)。
おとぎ話の主人公、ジゼル(エイミー・アダムス)が、現実の世界であるニューヨークに迷い込んでしまうファンタジーですが、デンプシーは、ニューヨークで娘と暮らす離婚専門弁護士ロバート役で登場します。
ロバート自身も離婚を経験しているせいか、物事を斜に構えて見るような皮肉屋ですが、それはある意味、「現実を見ている」といえるのかもしれません。当然、おとぎの世界からやって来たジゼルと、まったくかみ合わない部分が爆笑を誘うのですが、現実ばかりを見ていたロバートが、次第に夢や希望に関心を寄せるようになる姿は圧巻。やがて目に輝きを取り戻していくデンプシーの、じわじわと醸し出すセクシーさにノックアウトされてみるのもいいでしょう。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)