実生活ではゲイで3人のパパ、マット・ボマーのイチオシ作品 『マジック・マイク』はジェンダー超えて癒される作品
オーバー40男優「イケオジ」のススメ:マット・ボマー。ジェンダーを超えて。
年を重ねるごとに、ますますかっこよくなるイケてるおじさま、「イケオジ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『マエストロ:その音楽と愛と』の公開を記念して、同作で,実在のクラリネット奏者、デヴィッド・オッペンハイムを演じているマット・ボマーです!
■実生活では3人のパパ
1977年10月11日、アメリカ生まれのマット・ボマーは、2009年から2014年まで放送されたアメリカのドラマ『ホワイトカラー』の天才詐欺師役で有名です。
私生活では、ゲイであることを公表し、パートナーのサイモン・ホールズと2011年に結婚。3人の子どもたちを、ホールズといっしょに育てているパパでもあるのです。
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■プライベートと役柄の印象
現在公開中の『マエストロ:その音楽と愛と』は、ブラッドリー・クーパーが20世紀に活躍した『指揮者』、レナード・バーンスタイン役を演じていますが、ボマーは、バーンスタインと同性愛関係にあったとされるデヴィッド・オッペンハイムを好演。
バーンスタインには、フェリシアという妻がいたにもかかわらず、同性愛者であることを隠さなかったといいます。
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■圧倒的な美の前にひれ伏す性別
プライベートのイメージもあって、ゲイ役の多い印象のボマーですが、恋愛対象のジェンダーを超えて、確実に恋に落ちてしまうのが、『マジック・マイク』(2012年)です。
主演のチャニング・テイタム演じるマイクを中心に、男性ストリッパーたちの活躍を描く本作は、何よりも出演者の鍛え抜かれた肉体美が最大の魅力。以前、マシュー・マコノヒーのおすすめ作としてもご紹介していますが、ボマーもストリップダンサーの1人、ケン役で登場しています。
このケン、とにかく女性にとってはまさに「癒し」となるキャラクター。中の人ボマーがゲイであるとわかっていても、どうしても惹かれてしまいます。「女性であること」になんとなく疲れた夜に、きっと着実にはげましてくれる名作です。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)