学校生活や会社などでは、団体行動が必要になる場面も多くあります。しかし多くの人と一緒に力を合わせて行動するのが、苦手な人も多いようです。
■約2割、団体行動が得意
fumumu編集部では全国10〜60代の男女954名を対象に、「団体行動」についての意識調査を実施しました。
その結果、「団体行動が得意だ」と答えた人は、全体で18.6%。
fumumu取材班は女性たちに、団体行動に対して思うことについて話を聞きました。
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①やりたい人はいいけれど
「会社のみんなで飲みに行くことも、団体行動の一つだと思うんです。飲み会に行きたいと思っている人は喜んで参加すると思います。でもなかには、行きたくない人もいると思うんです。
そこではっきりと断れる人ならいいのですが、『みんなが行くなら断りにくい』と思って無理して参加する人も多い気がして…。そこが、団体行動のよくない一面だと思うんです。
参加しないと、自分の立場が悪くなると思う人もいるでしょうし…」(20代・女性)
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②声の大きい人の意見が通る
「学校や会社などで話し合いをしても、結局は声の大きな人の意見が通る傾向があると思うんです。そしておとなしい人は、仕方なくその意見を聞くしかありません。
うちの会社はとくに古い体質なので、上の人たちの意見がそのまま通ることがほとんどなんです。はっきり言って、なんのために長い時間かけて会議したのかわかりませんよ。
もっといい意見を持っている人が、他にもいるかもしれないのに…」(20代・女性)
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③足を引っ張っていないか心配
「私は運動神経が悪いために、体育祭などが大嫌いでした。とくにチームで争うことになる競技は、自分が足を引っ張るのが目に見えているので嫌な思い出しかありませんね。
私が働いている会社は運動会をやるようなところではないので、今はみんなで運動をするような機会はなくなり安心しています。それくらい、私にとってはトラウマなんです。
なにか集団やるときには、もっと苦手な人にも配慮するべきだと思いますね」(20代・女性)
多くの人がいるといろんな考えがあるために、ときにはうまくいかないときもあるのでしょうね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)