マッチングアプリで出来た彼氏にやってしまい後悔していること それは…「しょうもない駆け引き」
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。
マッチングアプリで出来た彼氏、「それ、エビデンスとれてる?」が口癖でおなじみのえびおくん。旅行もしてくれて、浮気もしない一途で真面目で志も高い仕事熱心な彼。ダメになる要素なんてないように思えるかもしれませんが、付き合って3ヶ月目くらいからおかしくなっていきました。そう、特に、私が…。なんだか余裕がなくなってしまいました。
結果、私たちは別れてしまうことになるのですが、お別れするまで、そして別れてからも色々とありまして…。その中でも、あぁ、やっちゃったなぁと自分を痛々しく感じることがあるので、ここに書き綴ります。
■駆け引き
よく「恋愛は駆け引きが楽しい」なんて耳にしますけれど、やらないほうがいいです。絶対に。たまには、スパイス程度にやりたくなる気持ちはわかります。でもそれって結局、楽しいのは自分だけなのです。されてる側は不快でしかないし、相手は気づいていないと思いきや、バレています。
そんなことばかりしていると「相手を夢中にさせるどころか気持ちが下がっていく可能性がある」のです。これを私は知らなかったのです。いや、冷静になれば自分がやられたら嫌なことをしない、なんて小学校のときに先生からたくさん言われたはずなのですが…なぜこんなことになったんでしょう。
どんな駆け引きをしたかと言うと、ここに書くのも恥ずかしい…もう自分が情けない…ですが、誰かの役に立つといいなと思い、また自分への戒めのために発表します。
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■芽生えた”復讐心”
とってもベタなコレを私はやってしまいました。えびおくんはLINEの返信がめちゃくちゃ遅くて、それが当時とても嫌でした。家の鍵はもらっていたし半同棲状態でしたが、彼が激務なため、結局平日は通えなくなり、連絡が取れなくて予定が組めないときもありました。
何より今までの彼氏はLINEの返信が速すぎる人か、一緒に完全に住んでしまうようなお付き合いをしてきたため、連絡の頻度の合わなさにこんなにもストレスを感じるなんて、予想もしていなかったのです。平気で2日間返ってこないときもありました。
今の私は、LINEの頻度で愛情の深さは測れないことを学びましたが、当時はとにかくこの「頻度の合わなさ」に悩まされました。それでも、慣れよう、慣れようとしてきたのですが、ある時。私もLINEの返信をめちゃくちゃ遅くしてやろうと、思ってしまったのです。いや、遅くするどころか、既読スルーしてやろうと軽い復讐心が芽生えてしまいました。
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■ LINEの返信を遅らせる
その日、私はお笑いライブに出ていました。すると、えびおくんからLINEがきていました。チャンス! しめしめ…いつも私がどんな気持ちでいるか、味わうがいい! まずは、既読スルー。そして長時間無視。えびおくんは、今日、私がお笑いライブに出ていることは知っているから…ふふふ、夜遅くまで楽しんでる私、気になるんじゃないの…くっくっく。と、くだらない「嫉妬させ作戦」まで実行。
すると、えびおくんは、数時間後。「仕事終わったよ〜」と絵文字つきで、まさかの追いLINEしてきたのです。それを見た時に私は、やっちゃった、と思いました。えびおくんは素直なのに、私は復讐までしようとした。自分のことが嫌になりました。その時はすぐ返信して、ラブラブの会話をしましたが…反省したくせに、また別のジャンルの駆け引きをしてしまうのです。
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