『ものまねグランプリ』谷村新司さんを想い熱唱した山寺宏一 「審査ゼロ票」も称賛の声

大ファンだった谷村新司さんを想い、ギャグを完全封印して『昴』を熱唱した山寺宏一さん。厳しい審査結果の一方で、視聴者からは多くの反響が。

山寺宏一

12日放送の『ものまねグランプリ ザ・トーナメント2023』(日本テレビ系)に、声優の山寺宏一さんが出演。

今年10月に亡くなったシンガーソングライター・谷村新司さんの名曲『昴』を熱唱し、ものまねとしては厳しい審査結果となるも、その心意気が反響を呼んでいます。



■大ファンだった谷村さんへ捧ぐ

声優界のレジェンドであり、同番組では卓越した技術とユーモラスなパフォーマンスで、長年お茶の間を楽しませてきた山寺さん。

しかし今大会では、これまでのお茶目な芸風を封印し、「じつは中学時代から大ファンで、今でも全曲歌えるくらいファーストアルバムからずっと聴かせて頂いている」と、亡くなった谷村さんへの想いを込めて「やるならとことんなりきって歌いたいと思っております」と宣言していました。



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■レジェンドが2ヶ月猛練習、魂の熱唱

谷村さんを想い、約2ヶ月間猛練習を積んだという山寺さんは、本番のステージに谷村さんそっくりの衣装とメイクで登場。

宣言通り、山寺さんの持ち味である“おふざけ”は完全に封印され、想いを込めた圧巻の歌声が披露されました。

歌声だけでなく、谷村さんの上品なマイクの持ちかたや、歌唱中の微妙な表情の作りかたまで、ファンだからこそ知る谷村さんの魅力を全身で表現した山寺さんのパフォーマンスに、会場からは盛大な拍手が。



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■強豪揃いのブロック、まさかの「0票」

ところが、山寺さんが登場した「Eブロック」は、お笑いタレントのレイザーラモンRGさん、Mr.シャチホコさん、ジョニー志村さん、友近さんという実力派揃い。

持ち味を封印したことも影響してか、Mr.シャチホコさんと友近さんに2票、タモリさんのモノマネを披露したジョニー志村さんが3票を獲得し、山寺さんは一回戦敗退という結果に。



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■視聴者「拍手を送りたい」

この厳しい結果に、視聴者からは「山寺宏一が1票も無いの??」「山寺宏一がゼロ票なんて、信じられない!」と驚く声も。

しかしながら、今大会は歌唱力や表現力ではなく“モノマネ”を審査する場であるため、厳しい審査に納得する声も見受けられます。

山寺さんの歌声に感激した視聴者からは「リスペクトを感じて非常に好きでした」「『昴』をギャグなしで熱唱してくれた山寺宏一さんに拍手を送りたい」「谷村さんが亡くなってから、この場で愛を込めてものまねをするために、練習して練習して習得した最新の山ちゃんの声。アツかった」といったコメントも多数見受けられました。


『ものまねグランプリ ザ・トーナメント2023』はTVerで視聴可能


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■執筆者プロフィール

衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい

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