水不足で四万十川の水が涸れる 谷原章介「台風来なかったですもんね…」
今年は台風が来なかったことから近畿と四国では水不足が発生しており番組では水がほぼない四万十川の写真も紹介。
11日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)のお天気コーナーでは、雨が少ないことによる近畿と四国の水不足について報道。
四万十川の水が涸れてしまっている写真も登場し、司会の谷原章介さんも「台風こなかったですもんね」と今年の気象を振り返りました。
■水不足で四万十川の水が渇れる
気象予報士の天達武史さんは「近畿と四国では水不足が発生しています。これは今月の4日の高知の清流・四万十川です」「ないんですよ水が。この後少しだけ雨が降ったんですけど…」と、水がほとんどない四万十川の写真を紹介。
豊富な水が流れる「普段の写真」も併せて表示し、「普段しっかり水があってね。大きな鮎が釣れるところで有名なんですが、今年はちょっと節水を心がけましょうというね」とコメントしています。
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■台風には給水車の役割も
さらに天達さんは「谷原さんがいうように、台風が、トップシーズンは普通は10個くらい発生するんですよ。今年は何個かと言うと4つしか発生しなかった。そのうち1つだけしか日本に接近しなかったということで」とのべ、異常気象だったことを説明。
続けて「いつも悪者になる台風なのですが、実は、給水車の役割も果たしているんですよ。今年はちょっと台風が来なかったので水不足になっているということです」と、台風が来ることによって川に水が満ちる仕組みについても解説しました。
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■ようやく恵みの雨で乾燥解消か
一方で11日は久しぶりに雨雲がやってくるということで、天達さんは「今日ようやく恵みの雨になりそうです。ようやくまとまった雨になりそうですね」と予報。
画面で雨雲の動きを参照しつつ「今日の午後になってきますと四国や中国地方、まとまった雨が振ります。本降りに…。夕方前後、近畿、夜になってくると関東も本降りになってくるということで、今日は西から確実に雨雲がやってくるということで…」と、乾燥解消に期待を寄せました。
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■落ち葉が雨で排水溝を塞ぐ可能性
11日の夜以降は、「関東は明日の明け方から朝がピークになりそう」「東北は平野部、太平洋側でも湿った大雪になる可能性がある」とのこと。
12月は落ち葉の季節ということで、天達さんは雨予報の地域に対し「排水溝とかに(落ち葉が)たまっちゃっているとことがあるので」「あまり振らなくても冠水する可能性がありのでちょっと掃除しておいてください」と呼びかけていました。
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(文/fumumu編集部・星子)