威圧感に負けないために 高圧的な上司と上手に付き合うコツ
威圧感のある上司が苦手…。周りから怖がられるあの人の扱いかた、ご紹介します。
職場にいる、高圧的な態度の上司。「話すだけで、緊張して胃が痛い…」なんて悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。
どうすれば、穏やかな人間関係を築くことができるのでしょうか? fumumu取材班が、威圧感のある上司との上手な付き合いかたを聞いてきました。
①相談ベースで報告
「威圧感のある上司に対しては、相談の形を取り入れることでコミュニケーションがスムーズになりますよ。報告や提案の際に、『ご意見を伺いたい』『アドバイスをいただきたい』と相談の意向を示すんです。
部下に信頼されていると感じると、相手も悪い気はしませんから。圧が強い人に、同じく圧で対抗するのは悪手です。面倒な部下・生意気な部下に認定されて、その後の仕事がやりにくくなるだけだから。
相談ベースのアプローチは、相手の共感を得る手段になります。たとえ本心ではなくても、相手を尊敬している態度をアピールするのは働きやすくするためのスキルのひとつですよ」(30代・女性)
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②言葉に一喜一憂しない
「威圧感を出そうと思って出しているわけではないと思います。怒っていないのに、怒っているように見える人っていますから。
たとえば質問したときに、真顔で『それで?』『だから?』って聞く人っているじゃないですか。あれって一瞬怯んでしまうけど、相手からしたら『つまりなにが聞きたいんでしょうか?』を短くしただけかもしれないし。
本当に悪意なく、言葉が冷たくなってしまうタイプは少なくないと思います。相手の言葉に一喜一憂してしまうと、気持ちが疲れてしまうから。自分が話したい内容に集中していればいいと思います」(20代・女性)
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③雑談がポイント
「周囲に高圧的な人って、意外と寂しがり屋なことが多いですよ。プライドが高くて周りに頼れずに、孤立してしまう場合があるから。
そういう人にとって雑談ができる相手は貴重なので、そのポジションに入れたら態度も柔らかくなるんじゃないでしょうか。休憩中とか、仕事の合間の空き時間とか、社内のエレベーターの中とか。
ちょっとした雑談をするタイミングは、探せば見つかるものですよ。仕事以外の話をすることで、相手に対しての苦手意識も薄れるかもしれません」(20代・女性)
信頼して相談することで、相手の心の扉を開くきっかけが生まれるかもしれません。
プライベートの話ができるタイミングがあれば、相手の別の一面を深掘りするのも楽しそうですよ。
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(文/fumumu編集部・nana)