加藤浩次、“ネタ”と言わずに他の表現をする芸人に辛辣 「呼ぶやついるじゃん?」

お笑い番組で見る“破綻”が好きだという加藤さんは「今のテレビ、破綻が少なくない?」と本音も。

加藤浩次

20日、お笑いコンビ・極楽とんぼの冠番組『極楽とんぼの週末極楽旅』(BS日テレ)のYouTube版を公開。

加藤さんは、“ネタ”と言わず、他の表現を使う芸人に対して本音をこぼしました。

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■毎回、パターンを変えていた極楽とんぼ

お笑いコンビ・ウエストランド(井口浩之さん・河本太さん)を迎え、トークを展開するなか、極楽とんぼの若手時代に披露していたネタの話題に。

ネタのパターンを常に変えていたことを明かすと、井口さんは「なんでパターン変えるんですか?」と素朴な疑問を投げかけると、加藤さんは「決めて、出来なかったんだよな~」「ちょっとでも間が崩れると、変えないとウケないって思っちゃうから…」と話し、山本さんは「天邪鬼的なものもあるんだよ。お互いに言わないで、あとでこれをやってやろう、みたいなのを持ってたり…」と当時を振り返りました。



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■加藤「予定調和で笑ったことがない」

山本さんが話している間も「なぜネタのパターンを変えるのか」について考えこんでいた加藤さんは「僕ね、テレビがすごい好きで…」と口を開き、「ドリフからはじまって、ザ・漫才、ひょうきん族、とんねるずが出てきて、夢で逢えたらがあって、ウンナン、ダウンタウン…って全部見てきてる」と、加藤さんが少年時代に夢中で観てきお笑い番組を回顧。

つづけて「テレビのなかで、“予定調和”で笑ったことがないの。破綻してるところが好きだったの」と、台本通りに進まずにアドリブなどで“予定調和”が破綻していく様子が好きだったと説明しました。



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■今のテレビ界は“破綻”がない?

加藤さんが「決まったことをやってるの、面白いと思ったこと1回もない」とと話すと、井口さんも「究極は、そうかもしれないですよね」と共感し、河本さんは「そうやって貫けたらカッコいいですけどね。なかなかそういう人が今はいないというか…」とコメント。

加藤さんは「今のテレビ、破綻が少なくない?」と不満気な表情を見せながらも、時代の変化を思ったのか「しょうがねぇのか…」とポツリ。

山本さんも「キングオブコントにしても、ひとネタずつが小劇団がやってるようなの、いっぱいあるじゃん」と、暗転や音楽までしっかり作り込まれているネタが多いと私見を述べました。

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