大手スーパーが“廃止したもの”に賛否両論 「ひどい決断」「これは素晴らしい」

あるスーパーで「廃止されたもの」にネットでは意見が真っ二つ。便利な時代だからこそ…。

買い物かご

便利なサービスが進む昨今ですが、イギリス大手スーパーではあるものを廃止に。国内初の取り組みが注目を集めています。

『BBC North West』『LAD bible』など海外メディアが報じました。


■セルフレジを廃止、社長は「最良の決断」

イギリスで店舗を展開する大手高級スーパー「ブース」は、2店舗(ケズィックとウィンダミア)をのぞき、全26店舗における“セフルレジの廃止”、及び廃止される店舗には有人レジを設置すると発表。

同社広報担当者によると「店員が接客することで、より良いサービスを顧客に提供できる」という考えがあるといいます。

セルフレジが一般化する昨今のイギリスにおいて、初のセルフレジ廃止の決断を下した同スーパー。その背景にはなにがあるのか? 「最良の決断」と語る同社最高経営責任者、ナイジェル・マーレイ氏は廃止に至るまでの背景をこう説明します。


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■客からの苦情、店員の負担も大きい

「長い間、お客様から『セルフレジは信用できない』『時間がかかる』『人間味に欠ける』といった苦情が多数寄せられていました」と語るナイジェル氏。

「野菜、果物、そしてパンなど“バラ”で売られている商品は、セルフレジに通すたびに“目視確認”が必要です。たとえば、あるリンゴと別のリンゴの違いがよくわからないお客様もいます」と説明します。

「今までそういったことで混乱となる事態が度々ありました。カゴにお酒を入れた瞬間に年齢確認も必要です」とセルフレジ使用は客だけでなく店員へかかる負担も大きいよう。


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■ネットで賛否両論「ひどい」「素晴らしい」

この決断に関し、利用客からは「セルフレジ特有のキャンペーンが適用されない」「ひどい決断」「行列に並ばないといけなくなる」といった否定的な声も上がるなか、「すべてのスーパーがこうするべき」「これは素晴らしい」「イギリス国民が必要としていること」など称賛する声も上がっています。

一方で「わたしは精神的な病気をかかえているので、セルフレジのサービスがあると楽」「自閉症のわたしはセルフレジサービスを選べることに感謝している。わたしは有人レジには賛成ですが、選択肢があることは誰にとっても非常に有益だと思う」といった意見も。

そのほか「ありがとう! ブース」「これは望んでいない」と取り組みに対し意見は大きく分かれるようです。


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■執筆者プロフィール

黒木ゆず:大阪在住、飲み歩き大好きライター。お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。

翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。

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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず

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