鹿放飼場の職員死亡で角に血の跡が 谷原章介「普段おとなしくても…」

島根県飯南町にある「中山間地域研究センター野生動物放飼場」で、鹿に襲われたと思われる職員の死亡が確認される。

谷原章介

26日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、島根県にある鹿の飼育場で全身に複数の傷を負った職員が見つかり、死亡が確認されたことを報道。

その後、施設内で飼育している鹿の角に血がついていたことが分かったもようで、司会の谷原章介さんは飼育員の「安全策」について私見をのべています。


■鹿に襲われ「全身血だらけの状態」

報道によると25日、島根県飯南町にある「中山間地域研究センター野生動物放飼場」で、64歳の飼育担当職員の男性が全身血だらけの状態で倒れているのを、同僚の職員が発見しました。

およそ2時間後に搬送先の病院で死亡が確認されましたが、鹿の角に血がついていたことから、鹿に襲われたのではないかと見られています。

番組では、実際の鹿の映像も放映し、今は落ち着いた様子の鹿の鋭い角の先に赤い血糊のようなものがついていることがはっきりと見て取れました。


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■今は鹿の気性が荒くなっている時期

「中山間地域研究センター」によると、約10年前から生態研究のために1頭の雄のニホンジカを施設内で放し飼いにしてきたそう。

これまでに職員が鹿に襲われたことは一度もなかったようですが、同施設部長は「今は鹿の繁殖期でありますので普段はおとなしい動物ですけれども、雄の鹿ということもあって多少、気性が荒くなっている時期ではあります」と証言しています。


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■札幌市ではエゾシカの目撃談が増加

番組からの「飼育をされる際には角を削ったりはしなかったのですか?」との質問に対し、施設側は「野生動物が農林作物にいろいろな被害を与えることがありまして、それを研究している機関でありますので、人為的に角を落とすとかそういうことはしておりませんでした」と回答しています。

一方で札幌市では、市の中心部などで野生のエゾシカの目撃談が増加しているとの報道も。周辺では目撃が相次いでいて、同じエゾシカの可能性があることから、市と警察が警戒を続けています。


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■安全に対する意識を緩めないことが大切?

谷原さんは、「繁殖期の鹿、普段はおとなしいですけれども、気をつけなくてはいけないですね」と注意喚起。

ジャーナリストの岩田明子さんは「マニュアルの周知徹底ですとか、施設の老朽化チェックというのも大事だとは思うんですけど、ベテランの職員さんであっても安全に対する意識を緩めないようにするっていうのはなによりも大事だと思いますね」と考察。

谷原さんも「町中でも注意していただきたいです」と警鐘を鳴らしていました。

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(文/fumumu編集部・星子

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