芸名だった佐々木蔵之介、本人が語る“誕生秘話”に驚き 「そんな簡単に?!」
芸名だった「佐々木蔵之介」について、本人は劇団在籍当時を振り返り…。
22日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に、俳優の佐々木蔵之介さんが出演。
現在も使用している芸名について、意外な誕生秘話を明かしました。
■父親が命名「蔵もあるし…」
京都で創業130年以上を誇る、老舗の酒蔵「佐々木酒造」の家に生まれた佐々木さん。家業を継ぐつもりで神戸大学の農学部に入りますが、たまたま入った演劇サークルをきっかけに演技の道にのめり込みます。
在籍中は劇団「惑星ピスタチオ」の旗揚げに参加し、当時からいまの芸名を使っていたそうですが、考えたのは佐々木さんの父親。
「新人公演のときに先輩から電話がかかってきて」「『佐々木、芸名考えろ』と。「『芸名考えなあかんのですか…』って言ってたら、父親が『蔵もあるし、大石内蔵助もいるし、蔵之介でええやん』って」とそのまま採用したと明かします。
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■30歳で俳優の道へ、転機となったのは…
スタジオからは「そんな簡単に…?!」と驚く声があがるななか、佐々木さんは「まさか自分がつけた名前を仕事にするとは思ってなかったんでしょうね、そのときは」と名付けた父親の心境を代弁。
その後、広告代理店に就職するも俳優になることを決意した佐々木さんは、両親の期待を裏切り30歳で上京。しばらくは「ペーペー役でドラマをやってた」そうですが、32歳になった当時、転機が訪れます。
それがNHK朝の連続ドラマ小説『オードリー』で、当時は脇役ながらも舞台で培った演技力を発揮。一躍注目を集めることとなり、疎遠となっていた両親とも関係修復の兆しが見えたといいます。
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■人気ドラマ『ハンチョウ』も“商品”に
「実家では『佐々木さんとこの次男はなにしてるんやろ?』って言われ、朝ドラということで『役者をやってはるんや』って近所とか親戚が分かってきたみたいで」と佐々木さん。
また出演当時、プロデューサーから言われ、実家の酒蔵から『オードリー』をモチーフにしたオリジナルのお酒を作ったと振り返り、それが「佐々木酒造始まって以来のヒット商品」となったそう。
「初めて父が認めてくれた」「役者として認めた…ではない。酒が売れたから認めた(笑)」と語る佐々木さん。「それ以降、味をしめて『次、どんなドラマやるねん?』って(笑)」と主演作『ハンチョウ』(TBS系)をモチーフにした商品も作ったと明かしました。
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■執筆者プロフィール
黒木ゆず:大阪在住、飲み歩き大好きライター。
お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。
翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)