マッチングアプリで出来た彼氏の気になる口癖 「それ、エビデンスとれてる?」

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

婚活ダイアリー アイキャチ

リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。

ファミレスで8時間、彼を待った私。全くマメじゃない彼。翌日には会えることになったものの、消えないモヤモヤ。

私は待たされている時からずっーと彼のことを考えています。これ、のめり込んでいきそうで怖い…若者の言い方をすれば沼っていくという感じでしょうか。でも、走り出してしまったものはもう止まりません…

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■やっと会えた

会えることになったのは、彼の仕事が休みの土曜日。お昼過ぎに彼の家の最寄り駅で待ち合わせ。当然、時間通りに来てくれると思いきや、予定より1時間遅らせてほしいとLINE。昨日、8時間待った私は、そのくらいなら平気、ずっと待つわ♡と、もうすでに相手のペースに合わせようと軽く麻痺していたようにも思います。そして、この頃から、少し無理をしていたような気もします。

私は、彼が近づいてきたのが見えたとき、昨日からずーっとファミレスで待っていた自分を悟られたくなくて、イヤホンでYouTubeを見て近づいているのを気づいていないフリをしていました。なんの見栄なのでしょう。

目の前に登場した彼と目が合いました、やっと会えた。それに、やっぱりめちゃくちゃかっこいい♡ 結局私のテンションはすぐ上がりました。あれ? 息が切れてる…走ってきてくれたのかな? 昨日のことは申し訳なかったという、つぐないのダッシュでもしてくれたのだろうか。


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■ただ待つだけの女?

昨日から何も食べていないという彼。ファミレスに入ろうと言われました。そこは…! 私が昨日8時間いたファミレス…。そんなことは知りもしない彼は、本当にお腹が空いていたのでしょう、バクバク食べていました。昨日から何も食べてないってどんだけ激務なの…? そんな生活考えられない…と思っていると、彼が「楽しかったんだー、昨日」と言いはじめました。

「昨日、仕事で大きな展開があって、みんなで1つになって取り掛かりバタバタしたけどすごい達成感だった、楽しかったー」。瞳をキラキラさせながら話す彼。「そうなんだ、良かったね」と言いながら、私の心では別の感情も湧きました。なんか、寂しい。と。楽しみにしながら8時間待ってた私へのフォローは? 暇な私が悪いのか? 仕事が楽しそうな彼が羨ましい? 私はただ男を待つ、つまらない女なのでは? なんて言葉がよぎっていました。


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■狭部屋でついに

いよいよ、彼の部屋に入ります。どんな家に住んでいるのだろう。私の汚部屋をダメ出しした彼だもの、とっても素敵な部屋にちがいない。彼の服装はいつもシンプルでオシャレな感じがしていたので楽しみでした。

ですが「もしかしたら、ビックリするかもしれない」と言われて目に入ってきたその家は、昭和何年からありますか? と言いたくなるような2階建ての一軒家。えっ、ここに住んでるって? 「ここ、学生さんしか借してない部屋で、長野から引っ越してきて部屋見つけるとき探す時間がなくて頼み込んで…」と説明する彼。意外でした。激務のサラリーマンが住んでるとは思えない。

では、いよいよ。部屋に向かって昭和の階段を登り、開けて入った彼の部屋はというと…せま!!! 狭い!!! 6畳くらいのワンルームに、すべてが引き締めあっている。服の量と本の量がハンパない。トイレはベッドのすぐ真横。ちょっと…こんなに狭いのに、私の部屋の導線がどうのこうの評論してたのかよ! 散らかってはいないですが、とにかく狭いことに驚きました。

シーン。気まづい空気が流れます。そうでした、私たちはまだ1回も結ばれていません。その前に、私は言いたいことがありました。「昨日みたいなことがあったら寂しい」これを伝えようと思いました。8時間も連絡が来なくて、今日は会えるのかキャンセルなのか、わからなかった、またあんなことがあったらいやだと伝えました。もう、彼女ですから、ハッキリ言っていいんだ、今までのマッチングアプリでのカジュアル遊びとは違う。向き合う必要がない人には言わない、彼氏だから伝えるのだと。すると、ごめんね、と謝ってくれて、そのまま、まあ、めでたく結ばれたわけでした。

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