お世辞を伝えると、相手に嘘をつくことになるかもしれません。それでもその場の空気を乱さないためには、お世辞が必要なときもあると考える人も多いようです。
■約9割、ときにはお世辞も必要
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、「お世辞」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「ときにはお世辞も必要だと思う」と答えた人は、全体で93.2%。
fumumu取材班は女性たちに、思わずお世辞を言ってしまったエピソードについて聞きました。
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①痩せたことを自慢する先輩
「会社にいる男性の先輩は、私が転勤してくる前には今より10kg以上は太っていたらしいんです。がんばって痩せたそうなのですが、それでかっこよくなったと思っているところがあって…。
そんなことを言われても、私にはそこまでイケメンには見えません。ただきっと褒められることを先輩は待っているのだと思って、『そんなに痩せたのはすごいですね』とだけ言っています。
かっこいいかどうかについては、口にしないようにしていますが…」(20代・女性)
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②徹夜したことを何度も言われて
「会社の上司が先日、徹夜したと話してきたんです。仕事とは関係ないことをやっていたそうですが、その話を自慢げに何度もしてきて…。寝ていないことなんて、はっきり言ってなんの自慢にもなりません。
それをいかにもすごいことをしたかのように話してくるので、だんだんとイライラしてきました。しかし上司なので冷たいことは言えず、『すごいですね』と心にもないことを返していたんです」(20代・女性)
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③「俺って、すごい」が口癖の先輩
「会社の先輩は明らかに自己顕示欲が高く、周囲に自分を認めさせようとしてくるところがあります。そんな先輩の口癖は『俺って、やっぱりすごい』なんです。聞いていて、こちらが恥ずかしくなってきます。
そんな性格の先輩なので、あまり協調性がありません。仕事は人との協力が大切なので、その先輩のことをできる人だとは思えなくて…。
ただ褒めないと話が終わらないので、適当に喜ぶ言葉を返している状態です」(20代・女性)
この世にお世辞は、やはり必要なのかもしれません。
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(文/fumumu編集部・ニャック)