父ボノの血を継いで、自立心旺盛な役が似合うイブ・ヒューソン おすすめはヒロイン役の『フッド: ザ・ビギニング』
イケてる女優「イケジョ」のススメ:イブ・ヒューソン。自分の足で立つ強さ。
いつも美しく、輝きを放ち続けるイケてる女性、「イケジョ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『フローラとマックス』の公開を記念して、同作でマックスという名の息子を持つ母フローラを演じているイブ・ヒューソンです!
■母と息子とギター
9月29日公開の『フローラとマックス(原題:Flora and Son)』は、シングルマザーのフローラと、その息子マックスの親子の姿を描くヒューマンドラマ。
反抗期のマックスに手を焼いているフローラは、息子が熱中できる何かを見つけるといいとアドバイスを受け、ギターはどうかと考えます。そして、オンラインでギターを教えてくれる先生と出会い、自身も徐々にギターが弾けるようになっていくのですが…?
関連記事:クリスマスとイヴはどちらが盛り上がる? 意見と理由を聞いてみた
■ミュージシャンの系譜
同作を手がけているのが、アイルランド出身のジョン・カーニー監督。自身もロックバンドのベーシスト経験者で、音楽映画のヒットメーカーとしても知られています。
その期待に応えるかのように、だんだんとギター演奏が上達していくフローラに扮しているのが、監督と同じアイルランドで、1991年7月7日に生まれたイブ・ヒューソン。父親はロックバンドU2のボーカル、ボノことポール・デビッド・ヒューソンですから、ギターを抱える姿がサマになっているのもうなずけます。
関連記事:明石家さんま、クリスマス特番がズレこんだ裏話を明かす 「訳のわからんことを…」
■自立心旺盛な女性につながる
そんなイブのおすすめ出演作は、『フッド: ザ・ビギニング』(2018年)。
本作は、イギリスの伝説の英雄、ロビン・フッドの誕生を描いたアクション映画。後に顔を隠すために頭巾(フッド)をかぶって、権力に立ち向かうヒーロー、ロビン・フッドになるロビン・ロクスリーをタロン・エガートン、その恋人マリアンをイブが好演しています。
残念ながら、ゴールデンラズベリー賞にノミネートされてしまうほど、評価はあまり高くないようですが、個人的におすすめしたいのは、マリアンの描かれ方が近代的だから。
典型的な中世のヒロインは、ヒーローに従順なキャラクターとして描かれますが、マリアンは実に自立心旺盛で、ロビンをかなり振り回します。一人で息子を育てるフローラ同様、しっかり自分の足で立つキャラクターを演じるイブの表情変化に注目です。
・合わせて読みたい→明石家さんま、クリスマス特番がズレこんだ裏話を明かす 「訳のわからんことを…」
(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)