泣き叫ぶ我が子に呆然とする両親。その後、体の異変に気付き…。母親の呼びかけについて『The Mirror』など海外メディアが報じました。
■キスで感染「疱疹(ヘルペス)性湿疹」に
我が子に起こった悲劇を語るのは、イギリス在住のブローガンさん。
1歳の赤ちゃんである娘のケイラさんが、口唇ヘルペスを患っている親戚から“唇にキス”されたことが原因で、4日間の緊急入院を余儀なくされたといいます。
キスの直後、体中に発疹ができる異変が起こったケイラさん。その後病院に運ばれ、ヘルペスウイルスによって起こる感染症「疱疹(ヘルペス)性湿疹」と診断され、二度の抗生物質投与と数種類のクリームが処方されました。
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■足中に発疹「本当に悪夢のようだった」
「ケイラが激しく泣いているので、当初は『どこか痛いのかな』と思っていたのですが、お風呂に入れようとしたときに発疹の事実に気づきました」と語るブローガンさん。
「足のいたるところにひどい発疹が見られ、本当に悪夢のようだった」と当時の恐怖を語り、症状のひどさから「髄膜炎(ずいまくえん)」に感染しているのでは、と以前にケイラさんが患った病名が一瞬頭によぎったといいます。
「苦しむ娘に夫も呆然となりつつも、なんとか私やケイラを落ち着かせようと務めてくれました」と振り返ります。
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■「私たちはケイラを失っていたかもしれません」
当時、ケイラさんを診た医師は、困り果てる両親に「口唇ヘルペスを患っている人が赤ちゃんにキスをした可能性がある」と説明。赤ちゃんは免疫機能が十分ではなく、キスによって感染し発疹に至ったといいます。
「医師に告げられたとき『愚かなキスのせいで大切な娘を失うかもしれない』と泣きました。夫も『まさかキスのせいだったとは…』とわかには信じられない様子で…」とブローガンさん。
「もしすぐに病院に行ってなかったら、さらに危険なことになっていたことでしょう。私たちはケイラを失っていたかもしれません」。
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■命の危機は脱するも完全回復とは至らず
幸いケイラさんは命の危機を脱し、医師からは「ヘルペス性湿疹は大変危険な病気のため、すぐに病院に運ばれてきたのは幸運だった」とも言われたそう。
しかし、4日間の緊急入院を経て自宅に戻ることができたケイラさんですが、いまだに完全な回復には至っていないとのこと。
ブローガンさんは「ほかの親たちにも知っておいてほしい。身体疾患でない場合でも赤ちゃんにとっては害になる可能性があること、ウイルスを持っているだけでも、赤ちゃんにとってはリスクとなります」と呼びかけました。
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■執筆者プロフィール
黒木ゆず:大阪在住、飲み歩き大好きライター。お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。
翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)