約3割が、美容室で“あること”を実感 「もうこの雑誌を勧められる年齢に…」
“ファッション誌”は雑誌の中でもターゲットとなる年代や志向がわかりやすいようです。
美容室の席に運ばれてきた数冊の雑誌。そのチョイスを見て一喜一憂したという経験はないでしょうか。
■美容院で渡された雑誌に自分の年齢を感じる
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で31.3%の人が「美容院で渡された雑誌を見て、自分の年齢を感じた経験がある」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は14.3%、女性は47.9%という結果に。
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■最も“年齢を感じた”人が多いのは女性の40代
性年代別に見ていくと、「美容院で渡された雑誌を見て、自分の年齢を感じた経験がある」と回答した人が最も多かったのは40代女性で54.5%、次いで30代女性の49.3%、50代女性の49.0%の順になっています。
女性の30代~40代というのは、人によっては年齢的な不調を感じやすくなる時期でもあり、周囲からの視線に対して敏感になってしまうこともあるのかもしれませんね。
なお、男性で「美容院で渡された雑誌を見て、自分の年齢と感じた経験がある」と回答した人が最も多かったのは30代で19.4%でした。
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■本当はこっちの世代なんだよな…
編集部が話しを聞いた40代の女性は、「行きつけの美容室で予約が取れず初めて行った店で、いつもの店で出されるものよりも少し上の世代向けのファッション誌を出されて…」と切なげに切り出します。
年齢的には合っているけれど、いつもの店ではもう少し若い世代向けの雑誌を出してくれていたので、「ああそうか、私はこっちの世代なんだよな」と現実を突きつけられた気がして、なんとも言えない気持ちになったそう。
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■自分がどう見られているのかがわかる瞬間
ファッション誌には10代向け、20代向け、30代向け…と、それぞれターゲットとなる年齢層があります。その中でも、「主婦向け」、「オフィスワーカー向け」であったり、ファッションのテイストによって「モード系」、「ギャル系」、「カジュアル系」であったりと、さらにターゲットが分かれていきます。
その中からピッタリの雑誌を選ぶとなると、美容師さんも、来店した際の雰囲気や装いを見ていろいろなことを考えた上で判断することに…。雑誌を受け取る時というのは、その人から自分がどう見られているのかが1番わかる瞬間なのではないでしょうか。
今では、タブレットで好きな雑誌を選んで読めるという美容室も増えているようですが、初めて行く美容室では、ちょっとドキドキする瞬間の1つですね。
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(文/fumumu編集部・蒼羽 結)