武井壮、エレベーター落下で5人死亡した事故に愕然 「被害者のかたの無念が…」
バリ島の高級リゾートホテルでエレベーターのケーブルが切れ、90m下の渓谷に落下。5人のスタッフが犠牲に…。
12日、朝の情報番組『めざまし8』（フジテレビ系）で、人気観光地・バリ島のホテルでエレベーターが落下した事故を報道。
エレベーターに乗っていた5人全員が死亡した壮絶な事故を受けて、タレントの武井壮さんも安全対策について思いを巡らせました。
■ホテルの壁を突き破って90m落下
バリ島の高級リゾートホテルで、エレベーターが急降下。ホテルに設置されたカメラには、5人のスタッフが斜行エレベーターに乗り込む映像と、当該のエレベーターが落下しホテルの壁を突き破って90m下の渓谷に落ちる様子が残されていました。
清掃用具のようなものを持ってスタッフが乗り込んだエレベーターが、目を疑う勢いで落ちていく映像は恐ろしくネットは騒然。緑が美しいウブドで起きた悲惨な事故で、10代から20代のスタッフ5人が死亡したと報じられています。
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■ケーブルの部分が突然切れた？
海外メディアによると、原因は「エレベーターを支えるケーブルの部分が突然切れたこと」だと言います。
エレベーターは最上階に到達しようとしていた直後に落下しており、地元警察は「エレベーターを上昇させるためのケーブルの強度が充分ではなかった」とも説明。
ケーブルは強度不足でブレーキも正常に作動しなかったもようで、ホテル側は「エレベーターの工事を請け負った業者が工事中にも関わらずスタッフに使用許可を出した」と主張しています。
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■武井壮「被害者の方々の無念が…」
ホテル側は、事故後には工事業者と連絡がとれなくなっているとのことで、ホテルのオーナーは警察に詐欺の容疑で通報も。被害者の葬儀費用や補償はホテル側が負担するそうですが、責任の所在について議論が巻き起こっています。
映像を見た武井さんは、「本当に、ああいう観光地に行って、楽しみのひとつじゃないですか、ああいうケーブルカー的な乗り物というのは。だから無条件で僕らは信頼して乗っていますけど、点検だったりとか確認をしっかりしていれば防げた事故なのかなと思うと、被害者の方々の無念が大きく感じられます」と、被害者の冥福を祈りました。
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■谷原章介も「何を信じればいいんだろう」
さらに武井さんは、「それからやっぱり人の命を預ける乗り物というのに対しての安全への意識を、よりいっそう引き上げなきゃいけないんだろうなと思いますね」と主張しています。
設計・施工の段階でのチェック不足の可能性も考えられるとのことで、司会の谷原章介さんは「そうなると僕たちがリゾートに行くとき、何を信じればいいんだろうと思ってしまいます」と疑問を呈しています。
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（文／fumumu編集部・星子）